パンケーキはお昼ご飯に入りますか？ ページ25
ななもり「このカフェ、覚えてる？」
覚えてないわけがない。だって、この場所はー−−。
『私となーくんが出会ったカフェ、ですよね？』
まさかお兄さんの正体がなーくんだとは思わなくて、再会したときは気付かなかったけど、
”私とお兄さん”が出会ったという記憶は残っている。
私はあの時以来、この場所に足を運んでいなかった。
特別な理由があったわけではないけど、
”すとぷり”を推すことと、学校生活で忙しかったからなかなかカフェに来る機会がなかった。
もう一度、しかも今度はなーくんと一緒に、ここに来れるなんて思ってもみなかった。
ななもり「俺の思い出の場所・・・だから、このカフェにしたんだ」
なーくんは優しく微笑んだ。
左胸がチクりと痛むほど、私を想って大切にしてくれているのが伝わる。
・・・この人の想いに、私は応えることができるのかな。
私が黙っていると、なーくんは明るい声で「じゃあ、中に入ろっか！」と言った。
カフェの雰囲気は、以前と変わらず温かい雰囲気のままだった。
小さいお店だが落ち着く場所のままで安心した。
私たちは”あの時”と同じ場所に座った。
懐かしい光景が私たちの前に広がる。
ななもり「何頼む？」
私はメニュー表を覗き込んだ。ラインナップが増えていて驚いた。
『美味しそうなメニューが沢山あって、選ぶのに困っちゃいますね・・・。
逆にななもりさんは食べてみたいものありますか？』
なーくんは私が持っているメニュー表を覗き込んだ。
それと同時に、私との物理的距離も縮まった。
なーくんの髪の毛が私の頬に当たってくすぐったい。
あまりの近さに、私は思わず息を止めてしまった。
ななもり「このパンケーキとか美味しそうじゃない？」
『あれ、パンケーキってお昼ご飯の部類に入りますっけ』
さすがにツッコんでしまった。
なーくんがパンケーキ好きなのは知ってるけど、
”お昼ご飯”を食べるならパスタとかサンドイッチとかの方がいいと思う。
・・・・・・いや、でもお昼とおやつを兼用することもあるのか？
色々な考えが私の頭の中を回った。
ななもり「パンケーキってお昼に食べるものじゃないの？」
『別に時間は決まってませんよ！？』
変なところで天然発揮してて怖い。
話し合いの末、なーくんはパンケーキ、私はサンドイッチを頼んだ。
・・・変な予感がするんだけど、私の気のせいですかね？
推しからの「あ〜ん」は心臓に悪い→←手を繋ぐのなんて、幼稚園のとき以来なんですが！？
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らくがん* - さくりさん、、、、、尊いです、2も見ます、な〜くん尊い、、、 (4月29日 17時) (
レス) @page25 id: 9e395d752b (このIDを非表示/違反報告)
雨萩さくり(プロフ) - 零採さん» 返信が遅れてしまってごめんなさい!!コメントありがとうございます。僕は6人のすとぷりが好きなのとななジェル推しなのでこの小説を書かせて頂きました✨楽しんで読んでくれたら嬉しいです……!! (2月18日 18時) (レス) id: c9a476ef2d (このIDを非表示/違反報告)
零採 - なーくんの話だ…！一人のすとリスとしてすっごく嬉しいです！ (12月27日 18時) (レス) @page24 id: 493da3e0a4 (このIDを非表示/違反報告)
如月玲斗/玲央(プロフ) - 雨萩さくりさん» 神の定めだねぇww どういたしまして？ (5月19日 17時) (レス) id: 9c1c96d73e (このIDを非表示/違反報告)
雨萩さくり(プロフ) - 如月玲斗/玲央さん» 私の作品が玲斗くんに影響を与えてしまうとは・・・。これも神の定めかな？（何言ってんだこいつ）・・・冗談はさておき、こちらこそ沢山読んでくれてありがとう！！ (5月19日 7時) (レス) id: 62efc680fd (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：雨萩さくり | 作者ホームページ：http://uranai.nosv.org/u.php/n15a76543b1
作成日時：2023年2月23日 21時
