推しから突然プロポーズされました ページ14
ななもり「七瀬ちゃん・・・!?」
なーくんは手に持っていたカバンを床に落とした。
さとみ「え?その反応ってことはなーくんと七瀬って会ったことあるの?」
握手会とかハイタッチ会とかなら会ったことあるけど・・・。まさか、覚えてててくれたの!?
ななもり「会ったことあるっていうか・・・」
なーくんはチラッと私の方を見た。そして、私の前で片膝をついた。
ななもり「天(そら)ちゃんだよね?」
天とは私が使ってるアカウント名だ。ー−−つまり。
『認知してくれてたんですか!?』
私のアカウント名を知ってるということは、必然的にそういうことになる。
莉犬「・・・天ちゃんって、この前なーくんが言ってた気になってるリスナーさんのこと?」
ゑ?キニナッテル・・・?それはどういう意味ですか?
ななもり「莉犬くんよく覚えてるね(笑)」
そう言ってなーくんは私の手を取った。
頬が熱くなって体温が上がってるのが分かった。
ななもり「えっと・・・。俺のこと分かるよね?」
私は首が取れそうなぐらいブンブンと頷いた。
なーくんは「よかった」と笑顔で呟いた。
ななもり「さとみくんの義妹になってたのは予想外だったしビックリしたけど、
絶好のチャンスだよね!」
一人で満足そうに頷いているなーくんに、若干恐怖を覚えた。な、何の話・・・?
なーくんは真剣な表情で私を見つめた。どうしたんだろう。
ななもり「七瀬ちゃんのことが好きです。結婚を前提に俺とお付き合いして頂けませんか?」
突然プロポーズをしてきたなーくん。
え、私今最推し(なーくん)にプロポーズされた・・・?私は状況が呑み込めなかった。
さとみ「・・・なーくん人の家で告白&プロポーズしないでもらえる?七瀬困ってるから」
さとみくんは私となーくんを引き離した。
私たちはそれぞれソファーや椅子に座った。
さとみ「・・・それで、なんでなーくんは突然七瀬にプロポーズしたの?」
ななもり「天ちゃん自身の存在は、ずっと前から知ってたんだ。
俺が活動初期の頃から毎日DMを送ってくれたり、ツイートしてくれたりするのを見てて、
半分お気に入りリスナーさんみたいなってたんだよね」
認知してくれてた上にオキニだったとは・・・。
ななもり「すとぷりのライブも俺の握手会も来てくれてるじゃない?
だからきみが天ちゃんってことは、結構早い段階で知ってたんだ」
ななもりさん、それはもしやストーカーでは?→←なーくんと私が出会うまであと・・・?
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らくがん* - さくりさん、、、、、尊いです、2も見ます、な〜くん尊い、、、 (4月29日 17時) (レス) @page25 id: 9e395d752b (このIDを非表示/違反報告)
雨萩さくり(プロフ) - 零採さん» 返信が遅れてしまってごめんなさい!!コメントありがとうございます。僕は6人のすとぷりが好きなのとななジェル推しなのでこの小説を書かせて頂きました✨楽しんで読んでくれたら嬉しいです……!! (2月18日 18時) (レス) id: c9a476ef2d (このIDを非表示/違反報告)
零採 - なーくんの話だ…!一人のすとリスとしてすっごく嬉しいです! (12月27日 18時) (レス) @page24 id: 493da3e0a4 (このIDを非表示/違反報告)
如月玲斗/玲央(プロフ) - 雨萩さくりさん» 神の定めだねぇww どういたしまして? (5月19日 17時) (レス) id: 9c1c96d73e (このIDを非表示/違反報告)
雨萩さくり(プロフ) - 如月玲斗/玲央さん» 私の作品が玲斗くんに影響を与えてしまうとは・・・。これも神の定めかな?(何言ってんだこいつ)・・・冗談はさておき、こちらこそ沢山読んでくれてありがとう!! (5月19日 7時) (レス) id: 62efc680fd (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:雨萩さくり | 作者ホームページ:http://uranai.nosv.org/u.php/n15a76543b1
作成日時:2023年2月23日 21時