推しがリスナーに告白とか心臓に悪いんでやめてください【紫】

新事実「さとみくんはシスコン」 ページ11

莉犬「リスナーさんなんだね。知ってると思うけど俺は莉犬です！これからよろしくね！！」


るぅと「僕はるぅとです。さとみくんのことで何かあったら言ってね。いつでも相談にのるから」



可愛い声で自己紹介してくれる莉犬くんと、

さとみくんがやらかす前提で自己紹介をしてくれるるぅとくん。


さとみ「るぅとは俺のことなんだと思ってるわけ？ｗ」


るぅとくんにとって、一応「尊敬してる人」の一人のはずなんだけどね。


るぅと「だってさとみくんシスコンそうなんだもんｗｗ」


え、さとみくんに対してそういうイメージあるの？むしろあんまり興味なさそうだけど・・・。


さとみ「俺はシスコンだよ？」


「そんなことないよ」って返ってくると思ったけど、まさかのシスコン肯定発言だった。


『でも、さとみくんいつかの放送で妹は欲しくないって言ってなかった？』


妹よりお姉ちゃんの方が欲しいみたいなこと言ってたよ。


さとみ「七瀬が義妹になってから意見変わったんだよね。

　
　 七瀬ってしっかりしてるし、七瀬から学べることもあると思うんだよな。

　
　 それに頼っても大丈夫なリスナーが近くにいるっていうのもありがたい。

　
　 ”さとみ”の成長に繋げていえると思うからさ」



出会って１日で推しにそこまで言ってもらえるのは、言葉にできない程嬉しい。



『・・・ありがと』



さとみ「七瀬って意外とツンデレだよなぁ」

そういってさとみくんは私の頭をわしゃわしゃと撫でた。



『軽率にリスナーの頭を撫でるのやめてもらえます！？』

初めてリスナーらしい(？)ツッコミをした。



るぅと「さとみくん推しなんですか？」



さとみ「え、俺推しでしょ？」

謎の自信に満ちあふれているさとみくん。



『なーくん寄りの箱推しです！』



元々なーくん推しだったんだけど、気づいたらみんな好きになってた。


全員好きだけど、長く単体で推してたからなーくん寄りの推し方になっちゃうんだよね。



さとみ「割とガチで俺推しだと思ってたんだけど」



莉犬「何を根拠にそこまでの自信があるの？」



さとみ「勘」



箱推しだからある意味間違ってはないけど、

そこまで自信を持って「俺推しでしょ？」って言えるのは凄い。



半分呆れながらツッコもうとしたとき、ピンポーンとインターフォンが鳴った。




ー−−なーくんと七瀬が出会うまであと１０分。

どうも、「不審者・・・？」と疑われた者です→←るぅりーぬペアは今日も尊いです

→ 目次へ｜作品を作る｜感想を書く
他の作品を探す