推しがリスナーに告白とか心臓に悪いんでやめてください【紫】

付き合うということは ページ48

ころん「というか、めっちゃ今さらだけど、ため口で大丈夫だった？」


『え？あぁ、大丈夫です！私のことはゾウリムシ的な扱いでも結構ですので！』



たとえ雑な扱いされても、推しからの言葉なら嬉しい。


「これだからオタクは変態なんだ」って言われるけど、嬉しいんだから仕方ないじゃんね？



私の言葉に、ころんくんとジェルくんは「ふっ」と吹き出した。


(実際はこんな爽やかに吹き出してはないけど)



『な、なんですか・・・？』


ジェル「さすがやなぁ、七瀬ちゃん」


『どういう意味ですか！？』



ゾウリムシ発言がお二人の心にヒットしたようだ。


雑な扱いされてもいいって言ったけど、意味深な発言はさすがに気になるわ。



ころん「七瀬ちゃん、遠井さんシリーズでゲスト出演してみない？」



笑いながら、とんでもないことを言い出すころんくん。


そんなことしたら、私、確実に他のリスナー様に太平洋とか日本海とかに沈められますよ！！


しかも、なんでジェルくんじゃなくてころんくんが誘ってるんですかね！？



ジェル「面白そうやけど、炎上しそうやから怖いなぁ」



大炎上ですよ。ネット界が火の海になります。


私のことも特定されて、個人情報を晒される未来が見える・・・。



某晒し系歌い手をされてる方の生放送に、ひょこっとお邪魔することになりますね。


実際炎上したら、ひょこっとか言ってる暇もなくなって、全く笑えないと思うけど・・・。



ころん「遠井さんに出るって言ったのは、冗談だけどさ。

　 もし、七瀬ちゃんがもりさんと付き合うってことになったら、

　 公表するか、非公開にするか、いずれは考えないといけないわけじゃん？

　 交際するなら、一応そのことは頭に入れといた方がいいと思う」




ジェル「どっちを選択しても、文句を言われる時代やからなぁ。

　 不安やと思うけど、もし、七瀬ちゃんがなーくんとの未来を選ぶってなったら、

　 どんな結果になっても、全力で応援しますよ」




ころんくんの思いやり、ジェルくんの優しさ・・・。


本当に、すとぷりというグループは温かい人たちの集まりだと思う。




ころん「まぁ、何かあったら、いつでも連絡してよ。

　 七瀬ちゃんの家には最強の恋愛マスターがいるけど、ちょっと頼りにくいでしょ？」



確かに、恋愛相談なんかしたら、その相手呪ってそうで怖いですね(笑)

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