酔いと甘え 2 ページ7
ななもり「ジェルくん?寝てる?」
ジェル「・・・ん?どうしたんなーくん」
ななもり「見て分かる通り、ちょっとカオスな状況になってて」
ジェルくんがうんうんと頷いてくれる。
でも少しずつ表情が曇っていき、ジェルくんが口元を抑えて顔をしかめた。
ジェル「とりあえずあめちゃんを誰かに預けて水飲ませた方がいいっすよ。
・・・うっ、すみません、ちょっとトイレ行ってきます」
そう言い残しリビングから出たジェルくん。大丈夫かな・・・。
ななもり「あめちゃんそろそろ離れて!?あと、俺のお腹にスリスリしないで!?
意外と力強くて地味にお腹痛いんだけど!」
『なーくんの体生ぬるいねー』
生ぬるい・・・?どういう感想?人に抱きついたときにするコメントじゃないよね?
ななもり「あの、わたあめさん?お水取りに行ってもいいかな?」
あめちゃんに抱き着かれてて、さっきから全然身動きが取れない。
動こうと思えば動けるけど、この状態のあめちゃんを一人にするのは不安。
『おみず〜?コーラじゃなくてー?』
ななもり「お水だね。コーラ飲んだら胃の中にあるもの戻しちゃうからね」
『なーくん好きだよ?』
脈絡とか一切ないから何言われるか予想できない分、恐ろしい。
ななもり「ありがとう。俺も大好き。大好きだけど、とりあえずお水取りに行かせて?」
『いやだぁ〜。あめから離れないで?』
うるうるした目でこちらを見つめてくるあめちゃん。今日は一段とあざといなぁ!!
酔っているとはいえ、こんな状態のあめちゃんは凄く珍しい。
・・・仕方ない、不安だけど一旦さところに預けるか。一応ゲームはできるぐらいの意識はあるし。
ななもり「あめちゃん、さところに構ってもらって?」
俺はあめちゃんを抱っこし、さところの近くで下ろした。
さとみ「どーしたのぉ、あめちゃん」
※さとみくんは酔うとあめをちゃん付けします。
さとみくんがあめちゃんにダル絡みし出した。よし、今のうち!俺は急いでキッチンに向かった。
『なに、してるの?』
ころん「飲みゲーしてたんだけどね、さっさんがダル絡みしてきてめんどくさいんだよねw」
『そうなんだ。ー−−ねぇねぇころちゃん。あめにもかまってくれる?』
ころん「え?」
チラッとリビングをのぞくと、あめちゃんがころちゃんに抱きついていた。
ころちゃん、大丈夫かな〜?(笑)
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ましゅ☆まろ。紫月まろ。@完結したら転生します。(プロフ) - 雨萩さくりさん» いえいえ、どう致しまして! (8月23日 13時) (レス) id: 8001bcdca9 (このIDを非表示/違反報告)
雨萩さくり(プロフ) - ましゅ☆まろ。紫月まろ。@完結したら転生します。さん» 嬉しい(〃▽〃)ポッそう言って貰えるのが一番やる気出る!ありがとう✨ (8月23日 13時) (レス) id: 62efc680fd (このIDを非表示/違反報告)
ましゅ☆まろ。紫月まろ。@完結したら転生します。(プロフ) - 雨萩さくりさん» 楽しんでます!なんかねぇ、好きなんよ。書き方とか、話の構成っていうのかね? (8月23日 13時) (レス) id: 8001bcdca9 (このIDを非表示/違反報告)
雨萩さくり(プロフ) - ましゅ☆まろ。紫月まろ。@完結したら転生します。さん» それはだいぶ進んだね(笑)少しでも楽しんでくれたらいいなぁ。 (8月23日 13時) (レス) id: 62efc680fd (このIDを非表示/違反報告)
ましゅ☆まろ。紫月まろ。@完結したら転生します。(プロフ) - 雨萩さくりさん» 今、36話じゃん?だけど、前に見た時、10話とかだったから。 (8月23日 13時) (レス) id: 8001bcdca9 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:雨萩さくり x他1人 | 作者ホームページ:http://uranai.nosv.org/u.php/n15a76543b1
作成日時:2023年2月20日 14時