酔いと甘え 1 ページ6
ななもりsaid
お疲れ様会 in すとぷりハウス。
忙しい日々から少しだけひと段落がついたということで、
”お疲れ様会”という名のプチ打ち上げを開催中!
俺の隣で眠たそうにしてるあめちゃんが目に入った。
ななもり「あめちゃん、もしかして眠い?
もう遅い時間だし放送もしてないから、眠たかったら寝てもいいよ」
ここ俺ん家じゃなくてころちゃん家だけどねwあめちゃんは顔を上げて、ニコっと笑った。
『ん〜?なぁくーん?』
俺のお腹に腕を回して抱きついてきたあめちゃん。
『えへへ、にゃーくぅん!』
あめちゃんは猫のように自分の頬を俺のお腹にスリスリした。
ななもり「ん?ん!?ちょっと待って!?まさかお酒飲んじゃった・・・?」
テーブルを見ると、少しだけ飲み物が入ったコップが。俺はコップに鼻を近づけ、匂いを確かめた。
ななもり「・・・お酒の匂いだ。でも、一体誰のを・・・?」
辺りを見渡すと、
さっきまでジェルくんが座っていた席の近くに置いてあったはずのコップがなくなっていた。
ななもり「ジェルくんのお酒を間違えて飲んじゃった・・・?」
だとしたらかなりマズイ。ジェルくんが飲んでいたのはアルコール度数9%のお酒。
未成年っていうのもあるけど、お酒を飲んだことない子が度数の高いお酒を飲むのは危険だ。
ななもり「あめちゃん大丈夫?気持ち悪くない?」
俺はあめちゃんの背中を優しくさすった。
『最近さ〜』
ななもり「うん」
『なーくんお母さん担当って言われてるけど、私はお兄ちゃん担当だと思うんだよねぇ』
ななもり「何の話!?」
酔っ払いのおっさんみたいな絡み方をしてきたあめちゃん。ちょ、どうしよう・・・。
ななもり「みんな、起きてる?」
俺が声を掛けると、るぅとくんがむくっと起き上がった。
るぅと「どうしましたぁ、なーくん」
眠たそうに目をこすったるぅとくん。
ななもり「あめちゃんが間違えてジェルくんのお酒を飲んじゃったみたいでー−−・・・って、
るぅとくん?」
るぅとくんはそのまま寝てしまった。えぇ!?ここで寝る!?
やばい、本当にどうしよう。
さところは酔っぱらってダル絡みする可能性が高いから別の意味で危ないし、
莉犬くんは飲み過ぎて撃沈してる。・・・そうだ、ジェルくん!
ジェルくんの方を振り向くと、珍しく机に顔を伏せていた。
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ましゅ☆まろ。紫月まろ。@完結したら転生します。(プロフ) - 雨萩さくりさん» いえいえ、どう致しまして! (8月23日 13時) (レス) id: 8001bcdca9 (このIDを非表示/違反報告)
雨萩さくり(プロフ) - ましゅ☆まろ。紫月まろ。@完結したら転生します。さん» 嬉しい(〃▽〃)ポッそう言って貰えるのが一番やる気出る!ありがとう✨ (8月23日 13時) (レス) id: 62efc680fd (このIDを非表示/違反報告)
ましゅ☆まろ。紫月まろ。@完結したら転生します。(プロフ) - 雨萩さくりさん» 楽しんでます!なんかねぇ、好きなんよ。書き方とか、話の構成っていうのかね? (8月23日 13時) (レス) id: 8001bcdca9 (このIDを非表示/違反報告)
雨萩さくり(プロフ) - ましゅ☆まろ。紫月まろ。@完結したら転生します。さん» それはだいぶ進んだね(笑)少しでも楽しんでくれたらいいなぁ。 (8月23日 13時) (レス) id: 62efc680fd (このIDを非表示/違反報告)
ましゅ☆まろ。紫月まろ。@完結したら転生します。(プロフ) - 雨萩さくりさん» 今、36話じゃん?だけど、前に見た時、10話とかだったから。 (8月23日 13時) (レス) id: 8001bcdca9 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:雨萩さくり x他1人 | 作者ホームページ:http://uranai.nosv.org/u.php/n15a76543b1
作成日時:2023年2月20日 14時