最年少のヒロインならぬちょろインは今日も奮闘中！【苺】２ (ページ33)

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もしあめが本気で告白してきたら・・・？　①　【リクエスト】ページ33

わたあめ side

【告白ドッキリ】すとぷりメンバーのキズナが感動的すぎる・・・。

『どもども、すとろべりーぷりんすの緑担当・わたあめです。

　今回はですね、以前からリスナーさんにリクエストを頂いていた、

　〈告白ドッキリ〉をやっていきたいと思います！

　さっそく、うちのグループのお母さん兼リーダーのなーくんに通話をかけていきましょう！』

最初の動画説明だけ先に撮って、私は数分間なーくんを待っていた。

どんな反応するかなぁと楽しみにしながら待っていると、ピコンッと誰かが通話に入る音が響いた。

ななもり「お疲れ様～！」

『なーくん、お疲れ様です』

なーくんの声が聞こえて、私は反射的に挨拶をした。

ヤバい、めちゃくちゃ緊張してきた・・・。

心臓をバクバクさせながら、私は「今日は来てくれてありがとう」と言った。

ななもり「全然大丈夫だよ。それより、今日はどうしたの？」

『えーっとですね、実はなーくんにお話したいことがありまして。

　凄く大事なお話だから、どうしても二人きりで話したかったんだ』

ななもり「・・・うん」

私の話が悪い内容だと思ったのか、なーくんの声が少し低くなった。

『あ、悪いお話ではないから安心して！』

ななもり「え？あ、うん」

なーくんは、明らかにホッとしたように息をついた。

うぅ、こんな優しいリーダーに告白ドッキリをするのは心が痛い・・・。

そう思っていても、決めてしまったことは変えられないので、

私はゆっくりと息を吸って覚悟を決めた。

『なーくん、私はあなたのことが好きです』

しばらくの沈黙のあと、なーくんは「え？」と呟いた。

ななもり「それは・・・、どういう意味の好き？」

『恋愛として、好き』

私たちの間に、未だかつてない程気まずい沈黙が生まれる。

私は、なーくんからの返答を待った。

ななもり「・・・気持ちは嬉しいけど、ごめん。

　あめちゃんことは、メンバーとして好きなんだ。

　だから、気持ちに応えることはできない。

　でも、伝えてくれたことは嬉しかったよ！俺を好きになってくれてありがとう」

なーくんなりの優しい振り方に、思わず涙が出そうになった。

ちなみに、「ドッキリだよ」ってバラしたら、”マジでビックリしたぁ”って驚かれました(笑)

結果

１００点満点の回答の仕方で振ってくれる