最年少のヒロインならぬちょろインは今日も奮闘中！【苺】 ２

ライブ中にキス会始めました　９ ページ21

謎のキスドッキリの後、私は変な緊張を隠しながらもさとみくんの頬にキスをした。



安定のリスナーさんからの「キャー！！」を貰ったところで、次の歌に入った。




その後も沢山盛り上がって、ライブは大成功！





今は楽屋でT〇itterとI〇stagramに載せるお写真を、メンバー同士で撮影中です。




いつもは「今日の俺盛れてね？」とか「この写真いいね〜！」とか言って盛り上がってるんだけど、


今日は何故か信号機組が若干不機嫌モードに突入している。






ライブが終わった後は、だいたいみんな意味分かんないくらいテンションが上がってるのに・・・。




しかも感情が態度に出やすいころちゃんならともかく、るぅりーぬまで頬を膨らませてる。





だいぶ不機嫌そうだけど、イラついたことがあって怒ってるとか、


嫌なことがあって傷ついてるとかではないらしい。(なーくん情報)





ちなみにさっき私が理由を聞いたときは、


「胸に手を当てて、今日の自分の行動を振り返ってみてください」ってるぅとくんに言われた。





この言葉からして私が原因なんだろうけど、残念ながら心当たりが全くない。




大人組に「今日の私、何か信号機組が不機嫌になるようなことしてた？」って聞いても、


「特にはないんじゃないかな・・・？」と困ったように返答された。




一体、何が理由で彼らはあんなに不機嫌になってるんだ！？





キス会とかいうイレギュラーなイベントはあったけど、あなた方まぁまぁ楽しんでましたよね？





理由を突き止めたくて私が信号機組をガン見していると、


るぅとくんが椅子から立ち上がって、私の頬を片手でぷにっと掴んだ。




そしてマッサージをしているかのように、私の頬を触っている。





るぅと「わぁ、思ったよりもモチモチしてますね〜」



『ありがと。・・・って、じゃなくて！！あなたたちはなんでそんなに不機嫌モードなの！？』





私はるぅとくんの手を放しながら抗議した。




もうどうでも良くなって、不機嫌モード直った？





莉犬「・・・俺たち別に不機嫌モードなんかじゃないもんねー？」





無駄に可愛い声でるぅころに同意を求める莉犬くん。





るぅと「・・・・・・まさか、本当に分からないんですか？」



『分からないです。だからどうしてそんなにスネてるのか教えてくれませんかね？』




るぅとくんはソファーに座っているころちゃんの方を見た。







ころん「ー−−あめちゃんのバカ」

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