ライブ中にキス会始めました 4 ページ16
ななもり「はーい、じゃあ、まずは目をつむってねー。そうそう、肩の力も抜いてー」
『え、何、私今から催眠術でも受けるの?』
それか、整体(マッサージ)ね。
ななもり「お客さん、結構肩コってますね〜」
なーくんはノリノリで正面から私の肩をマッサージし始めた。
私もなーくんの肩をマッサージしようと思ったけど、身長的に届かないから脇腹をツンツンした。
ななもり「ちょ、くすぐったい!!」
ぴょんぴょんっと動きまわるなーくん。
うちのメンバーはくすぐりが効く人が多くて、とても愉快だなぁ(笑)
まぁ、私もくすぐりに弱いんだけどね。でも、やり返す人いないから私が無双できるってわけっす。
なーくんは私の腕を掴んで、くすぐりを阻止した。
ななもり「マジで変なところで体力使いそうで怖いw」
くすぐられるのも、逃げるのも意外と体力いるよね。
私もるぅちゃんにやられるから分かる(←
くすぐりを楽しんでいたところであることに気が付いた。
『あ、ジェルくんのほっぺにキスするの忘れた!』
ジェルくんは「やんなぁ!」と言いながら頷いた。
『なんでジェルくん言ってくれなかったのー?』
ジェル「いや、自分から言うのはハズいやろ!?俺がキスしたいみたいになるやん!」
ころちゃんが「キスしたいんじゃないの?」と言って煽った。
ジェルくんが「それはころん」と言い返した。
同い年組の言い合いおもろいなw
『ジェルくん、ちょっとしゃがんで』
ジェルくんは何故か床に座り、体育座りをした。
『そこまで身長低くないから!』
私はジェルくんを膝立ちさせた。
身長が高い分、膝立ちすることでちょうどいい距離にジェルくんの顔が近くにきた。
・・・なんか変な汗かいてきた。
やっぱりこういうのは意識したら負けだ。意識してしまったら絶対に恥ずかしくなる。
それが分かっているから、るぅりーぬのときは適当に流していたはずなのに。
ここにきてまさかのジェルくんを意識してしまった。
今の私は、感情が顔に出ないようにするのに精一杯だ。
私は無言でジェルくんの顔に近づき、頬に口づけを落とした。
ななもり「・・・なんだろう、妹が彼氏連れて来たみたいな複雑な気分になる」
なーくんのボケ(?)に思わず吹き出してしまった。
でも、なーくんのおかげで助かった。
だって、みんなに顔が赤くなっているのを気づかれずに済んだのだから。
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ましゅ☆まろ。紫月まろ。@完結したら転生します。(プロフ) - 雨萩さくりさん» いえいえ、どう致しまして! (8月23日 13時) (レス) id: 8001bcdca9 (このIDを非表示/違反報告)
雨萩さくり(プロフ) - ましゅ☆まろ。紫月まろ。@完結したら転生します。さん» 嬉しい(〃▽〃)ポッそう言って貰えるのが一番やる気出る!ありがとう✨ (8月23日 13時) (レス) id: 62efc680fd (このIDを非表示/違反報告)
ましゅ☆まろ。紫月まろ。@完結したら転生します。(プロフ) - 雨萩さくりさん» 楽しんでます!なんかねぇ、好きなんよ。書き方とか、話の構成っていうのかね? (8月23日 13時) (レス) id: 8001bcdca9 (このIDを非表示/違反報告)
雨萩さくり(プロフ) - ましゅ☆まろ。紫月まろ。@完結したら転生します。さん» それはだいぶ進んだね(笑)少しでも楽しんでくれたらいいなぁ。 (8月23日 13時) (レス) id: 62efc680fd (このIDを非表示/違反報告)
ましゅ☆まろ。紫月まろ。@完結したら転生します。(プロフ) - 雨萩さくりさん» 今、36話じゃん?だけど、前に見た時、10話とかだったから。 (8月23日 13時) (レス) id: 8001bcdca9 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:雨萩さくり x他1人 | 作者ホームページ:http://uranai.nosv.org/u.php/n15a76543b1
作成日時:2023年2月20日 14時