最年少のヒロインならぬちょろインは今日も奮闘中！【苺】２ (ページ14)

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ライブ中にキス会始めました　２ページ14

突如開催されることとなったキス会。

るぅちゃん→莉犬くん→ジェルくん→なーくん→ころちゃん→さとみくんの順番になった。

(ちなみに、今回はころちゃんのご要望により男子メンバー同士でのキスはなしになりました)

自分から「やるか」と言ったはいいものの、この状況に困惑してる私。

私は悩みながらるぅちゃんの前に立った。私は何故か頬限定でキスをすることになっている。

『るぅちゃん、準備はいい？』

るぅと「いつでもどうぞ！」

そう言って、るぅちゃんは大きく手を広げた。

『いや、その体勢は違うって。それハグするときのポーズだから』

会場が笑いに包まれ、なーくんが「今のるぅとくんのボケ好きだわｗ」と言った。

るぅちゃんは「冗談ですｗ」と言って笑った。

『ビックリした、ハグをキスと勘違いしてるのかと思ってた(笑)』

「違いますよ！」と言って気を抜いているるぅちゃんの頬に、私は不意打ちで口付けをした。

メンバーの声も含めた大歓声が会場内に広がる。

るぅちゃんの顔を見ると、私より頬が赤くなっていた。

男子メンバーって、女子より乙女なときがあって可愛いよね。

私の隣にいる莉犬くんも恥ずかしそうに顔を背けている。

『あれ、意外とこういうのダメなんだ莉犬くん』

キスが得意ってイメージも好きっていう感じもしないけど、見るのは平気そうだなって思ってた。

莉犬「漫画とかアニメで見るのと生で見るのは違うじゃん！！」

待って、私より可愛い反応してる男の子が隣にいるとか何事？女子失格ですかね？

『そんな莉犬くんに、私から甘いキッスを贈ってあげようじゃないか』

莉犬「間に合ってます」

０．３秒後ぐらいに返答された。反応早すぎじゃない？私嫌われてる？

しかもころちゃんに「キッスって表現がJKじゃない」って言われた。

これはもしや、「JKに見えない最年少」っていじられるパターン？

莉犬「あめちゃんとキスするとなんか遊ばれそうで嫌だぁ～ｗ」

『莉犬さん、それは偏見です』

私はそんなふしだらな人間じゃない！一つ一つのキスをちゃんと大事にしてますよ！！(←

というか、今日の私いじられること多くない！？

莉犬くんは私の前に立って「どこにキスしよう・・・」と呟いた。

まさかの莉犬くんの口から、「どこにキスしよう」とか言う言葉が出てるよ。世も末だね。

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