最年少のヒロインならぬちょろインは今日も奮闘中！【苺】２ (ページ11)

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記憶がないって本当に怖いページ11

わたあめsaid

日の光が私の顔に照らされ、私は目を覚ました。

起きた場所はいつもの私の家のベットではなく、ころちゃん家のベットだった。

あれ、私いつ寝たんだ・・・？

若干頭が痛いが、久々に長く寝れたスッキリ感がある。時計を見ると１０時を過ぎていた。

私は寝室の部屋を出てリビングに移動した。

リビングにはソファーでスマホをいじっているころちゃんの姿が。

『おはよう、ころちゃん』

ころん「おぉ、おはようあめちゃん」

ころちゃんは私が入って来たことに気付かなかったのか、私が挨拶した瞬間驚いた顔をした。

『みんなは？』

ころちゃんはスマホから私に意識を向けた。

ころん「なーくんはお仕事で昨日の夜帰って、るぅと莉犬は７時３０分ぐらいに起きて帰って、

　さとみくんは９時ぐらいに起きて、ジェルくんはつい１５分ぐらい前に起きて帰ったよ」

情報量が多いな。とりあえず、なーくん以外は泊まっていったことだけは分かったよ。

『なるほど。あとさ、私昨日の記憶がないんだけどいつ寝たの？というか、何があったの？』

いくら疲れていたといっても、いつ寝たのか分からないほど記憶がないのはやばい。

ころん「え、もしかして昨日の記憶一切ないの？」

『みんなでご飯食べてゲームしてたところまでは覚えてる』

それ以降の記憶がないのが怖いよね。

ころん「間違えてジェルくんのお酒を飲んで酔いに酔いまくって、

　僕となーくんにめっちゃ甘えてたよ」

『待ってそれ詳しく聞かせて』

ころちゃんは「なーくんがずっと相手してたから詳しいことは知らないけど」と前置きして、

昨日の出来事を説明してくれた。くっ・・・！めっちゃ恥ずかしい！！

私自身は記憶がないから余計に嫌だ！否定できない！私は撃沈していた。

『誠に申し訳ございませんでした』

私はころちゃんに土下座した。まさかメンバーに土下座することになるなんて思わなかった。

ころん「別にいいよｗそれよりなーくんとジェルくんにはお礼言った方がいいかも。

　なーくんはあめちゃんが起きてたときずっと相手してたし、

　ジェルくんは朝まで付きっきりで一緒にいてくれたみたいだし」

そうなんだ・・・。ダル絡みしたのに面倒見てくれるなんてやっぱ優しいなぁ、ななジェルは。

あとでななジェルにお礼の電話しよ。でも、その前にころちゃんにもお礼を言わないとね。