不協和音 (ページ8)

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迅「···ここ、どこぉ？」

大夢「病院だよ。」

迅「ひろむくん？···なんでいるのぉ？」

大夢「だから、ここは病院だからなの。

さっき言ったばかりじゃんw」

迅「がっこぉはぁ？」

大夢「熱が高すぎたから早退したんだよ。

今は点滴で熱を下げてるけど、夜中になるとどうせまた上がるだろうから、

今日は入院ね。学校は···最低でも明後日までは行けないかな。」

迅「いけるのにぃ···」

大夢「どの口が···w」

高熱で病院に来たはずの迅なのに···なんと口が回ることよw

てか、なんで明日までに行けるなんて思うんだろうね。

大発作が起きた時点で、検査が入ることは確実なのにね。

毎回この流れなのに···

あ〜あ、いつになったら、理解してくれるんだろうな〜。

ここに留める辛さをね。

大夢「おれさ、夜勤じゃないからもう帰るけど、

フェンファンがいるから何かあったら呼ぶんだよ？

小さい発作とかでも絶対だから。

周りの子のこととかは、全然気にせずに言うんだよ？」

迅「はぁい。あいかわらず、ひろむくんはかほごだねぇ。」

大夢「ろれつがまわらない子は、もう寝てくださ〜い。」

迅「ん、おやすみぃ。」