不協和音 (ページ6)

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迅「たくみんせんせぇ···」

匠海「どうしたん？」

迅「しんどいぃ···」

匠海「寝れなくなっちゃったかぁ。」

迅「忙しいのにごめんねぇ···」

匠海「気にせんでええから。

俺もうやりたいこと終わったし、

そもそも今日はそこまで忙しくないから。」

迅が寝てから10分くらい。

吐き気とかは見た感じなさそうやったから、
俺も通常業務に戻った。

俺のやることが全部終わって伸びをしてたら急に起こされた。

聞ぃたらしんどいから寝られへんって···

寝たいのに寝られへんのはかわいそ過ぎる汗

匠海「わっ、38.8℃まで上がったかぁ···

そりゃあしんどくもなるわな。

まだ寒かったりするん？」

迅「ん···寒いぃ···」

匠海「まじかぁ···」

迅「あとねぇ、喉も乾いたぁ。」

匠海「喉も乾いてたん？ごめんな、気付けなくて。

スポドリと水があるけど···どっちがいいとかある？」

迅「スポドリ」

匠海「おっけ。ちょっと待っとってな。」

まださぶいってことは、まだ熱が上がるってことやし、

スポドリを即決するくらいやから大分しんどいんやろうな。

とりあえずはブランケットを1枚追加して、もう10分くらいは様子見のつもりだけど···

この様子じゃあ、多分今回も入院かな···。