本の囚われ人~Creation of the new story~ (ページ5)

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願いが叶う本ページ5

朱麗「うっわ、暗いなぁ〜」

　懐中電灯持ってきてよかった〜

　「すごい、昔の原本がこんなに…」

朱麗「…この本、どっかで見たような…」

　とある本を手元にとる、それに妙な懐かしさを感じるがよく思い出せない。

　私は好奇心に負けて、その本のページをめくってしまった。

　すると、本から眩しい光が飛び出した、眩しくて目を開けていられずぎゅっと、
　目を瞑っていた。

　
　目を開けると、目の前には見たこともない景色が広がっていた。

　都会では見られないような、大自然とまでは言わないが、広い森があった。

朱麗「……どうなってんの？」

　 (というか、まずこの状況をなんとかしよう。)

　
　すると、積荷を乗せた馬車が遠くに見えた。

　
　 (とりあえず、あの馬車の荷台に乗ろう。)

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？？？「加賀海朱麗、無事にこっちに渡れたようね。」

　「でも、物語はもう始まっている、早く事を進めなくちゃ…」

　もうすぐで、会えるね、朱麗

　

　

　