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「なあ、キミ…っ なんでりゅうおらんの？」
「なあ、なんで？ りゅう、りゅうどこなん！？」
「ヒナ、落ち着いてや、 ほら、俺がおるやろ？」
「キミくん、なんでりゅう…居らへんの？」
公園から帰ってきたヒナの様子が変やった。
りゅうが居った、りゅうはどこやと喚いて手がつけられんかった。
「公園で見たんよ！あれは絶対りゅうやった！」
「俺たちの大事な息子やんか…っ キミ！キミぃ…っ」
一人で外に出たがらんかったヒナが初めて一人で出かけたと思えばパニックになって帰ってくるし、
しまいにはりゅうの事ばっかり呟いて俺のことなんて見てくれやせん。
「ヒナちゃん、俺を見て？」
「キミ…」
ぎゅって抱きしめたら、ヒナの腕が背中にまわる。
ヒナの腕は、俺にいつも安心感を与えてくれる。
あれはたしか五年前の夏やったか。
ヒナのご両親に挨拶に行った日、
あの日から俺たちはこうなる運命やったんやろうか。
続く (更新停止中)
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黒糖(プロフ) - R.N大好きさん» そういう風に言っていただけてうれしいです！これからもよろしくお願いします！ (2017年5月3日 21時) (
レス) id: f4db5b6f2f (このIDを非表示/違反報告)
黒糖(プロフ) - R.N大好きさん» コメントありがとうございます！グダグダですがお付き合いください^_^ありがとうございました！ (2017年5月3日 21時) (レス) id: f4db5b6f2f (このIDを非表示/違反報告)
R.N大好き - ハラハラの展開になって来ましたね！隆平君はどうなるのか気になります。 (2017年5月1日 22時) (レス) id: b16b009f42 (このIDを非表示/違反報告)
R.N大好き - 面白いです！これから応援します。頑張って下さい！ (2017年4月30日 21時) (レス) id: b16b009f42 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：黒糖 | 作成日時：2017年4月29日 16時
