うさゆの。【秋の特別編2】 (ページ5)

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54.問題だらけの抽選会ページ5

YH「じゃあ、皆さんのリクエストにお応えして・・」

え・・ちょ、ちょっと！本気で披露する気？？

YH「・・と言いたいところですが、実はこの後ちょっとした
イベントがあるんだよね？栗林さん」

花「はい、その通りです！」

イベント？

花ちゃんからは何も聞かされてないけど・・。

花「実はですね～この後、大抽選会を行いたいと思います！」

A「抽選会？」

花「この箱の中のくじには、それぞれ賞品が記載されています。
引いた物がもらえるという夢のような抽選会です！もちろん空くじはなしですよ～」

A「夢のようなって(笑)大袈裟な～」

花「あら、Aさん。今回の1等賞品が何か知らないから
そんなことが言えるんですよ」

「栗林さ～ん、1等って何なの？」

「早く教えなさいよ～」

オバちゃんたちがここぞとばかりに、はやし立てる。

花「えーそれでは発表します。うさゆの会大抽選会、1等賞品は～・・・」

みんなが一斉に花ちゃんに注目する。

花「ジャーン！名付けて、”この後心ゆくまで、店長と二人っきりで
思う存分過ごせる権”で～す！！は～・・かまずに言えた」

ちょ、ちょ、ちょっと色々待てーーい！

ハニバニの件がうやむやになり、ホッとしたのもつかの間
新たな不安要素が急浮上。

何よ、その二人っきりで過ごせる権ってのは！

私、聞いてないんですけど？！