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66.しゃべるウサギ ページ17
「・・い。分か・・・か？目を・・せ！！」
ん・・。
だぁ・・・れ？
「おい！生きてるか！」
誰かが私を呼んでる・・。
身体を揺さぶられ、起きろって・・。
確か、私・・溺れて・・・。
A「・・っは！私、生きてるの？！・・・ん？ぎゃあぁぁぁ！」
パっと目を開けると飛び込んできたのは
何やら毛むくじゃらの顔面アップ。
あまりの出来事に悲鳴を上げてしまった。
「っっく〜〜〜。こ、鼓膜が破れる・・・(泣)」
悶絶しながらのた打ち回る、その動物は・・。
A「え・・ウ、ウサギ・・？！」
長い耳をピクピクさせ、涙目になっているクリーム色の一羽のウサギ。
ってか、体・・めっちゃデカくない？？？
私と同じくらいの大きさなんだけど・・。
こ、怖いっ！
「お前、いきなりでっかい声出すなよな！ウサギの耳が
敏感なの知ってるだろ！」
A「す、すみませ・・」
え、ちょっと待って。
私ってば、何でウサギと会話してるの？
というよりも、何でウサギがしゃべってるの？！
これは・・夢？
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作者名：ぽぽ | 作成日時：2014年11月26日 2時
