第六水曜日 ページ40
親から電話が来ないのは珍しくともなんともない。だけど、なんとなく今回も誰かがこちらに来てるような気がして、携帯を触る。
「いてもたってもいられないなら、行けばいいのではないか?」
珍しく休みの煉獄さんがそんなことを言ってきた。冨岡さんは飲食店の面接に行ってて、他の人は仕事。
時透くんはお昼寝中。
「そうだね!」
私は時透くんにお留守番を頼むと、煉獄さんと一緒に家を出た。
「あまり話すなと言われていたが、鬼には血鬼術という特殊能力を持った鬼がいる」
途中出よったコンビニで、停車したまま私はコーヒー、煉獄さんは暖かい緑茶を飲む。肉まんも、と言いたいところだが金欠のためやめた。
「俺たちはそれによってこっちに来たのではないかと考えている」
「じゃあ、もしかしたら…こっちに鬼がいるかも?」
彼はこくりと頷いた。確か、鬼は人を食らって、人を食らえば食らうほど強くなるんだっけ。
平和上等のこの日本で、そんな鬼などという怪奇現象に襲われたら、溜まったものでは無い。
「こちらの人間のためにも、俺たちのためにも、速急に原因は探る予定だ」
…でも、その原因が分かったら。私は1人になるのか。
ーー
思ったよりもはやく鬼滅に飽きたので、炭治郎、伊之助、善逸の仕事はなしとします。
リクエストしてくださった皆さん申し訳ございません。飽き性なので…
あと、更新土曜日出来ませんでした。
金曜日からスマホ喪失してたからです。
申し訳ございません
861人がお気に入り
感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
りまる - 感動しましたぁぁぁあ(TーT)最後のうずいさんの言葉もめっちゃよっかたあぁ(めっちゃないてめがはれてる) (2020年10月14日 19時) (レス) id: 3174c4ac03 (このIDを非表示/違反報告)
うささん(プロフ) - Turenさん» ありがとうございます!やはり原作に沿わせるような終わらせ方にしたかったので、生存ルートなどなしに…こんな形となりました。本当に読んでくださってありがとうございました! (2020年3月12日 2時) (レス) id: bf4eafc009 (このIDを非表示/違反報告)
Turen - 終わり方めちゃくちゃ悲しかったけど、その文めちゃくちゃ面白かったです!こんなに素晴らしい作品を執筆してくださり、本当にありがとうございます!! (2020年3月12日 1時) (レス) id: 371644a157 (このIDを非表示/違反報告)
うささん(プロフ) - ふらくとすさん» ありがとうございます!皆様に見ていただけたおかげで、ここまでやって行けました! (2020年3月9日 1時) (レス) id: bf4eafc009 (このIDを非表示/違反報告)
ふらくとす(プロフ) - とっても面白かったです!!作者様の表現の仕方や登場人物達の言葉など本当に自然で大好きです(*^^*)あともう2周しますね(笑) (2020年3月9日 1時) (レス) id: 1f5e46c8ad (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:うささん | 作成日時:2019年9月22日 1時