母さんが変なの拾ってきた

第二土曜日 ページ14

「さて、なぜ1週間に2回も仕事探しの会社に来なくては行けないのでしょうか」

　戸籍がないので無理だが、免許の取得をして欲しいものだ。彼らの要望全てを聞いていたら、ガソリン代がバカにならない。

「…彼の顔で仕事があるのでしょうか」

「大丈夫だろ」

　私は車で待機する。宇髄さんが助手席に座っており、顔をしかめながらコーヒーを飲んでいる。私が飲んでるのをみて、飲みたくなったんだと。

「それより、急遽とはいえ俺の服で代用は少しキツかったんじゃねぇか？」

　確かに、丈とか折ったけど完璧ダボダボだったし。ヤンキーに見られておかしくない格好ではある。

「おい」

　いきなり影がかかったので驚くと、そこには紙を持った不死川さんがいた。そこには、夜勤の警備バイトと書かれている。

　日当9000円で、夜勤の九時間出勤。なるほど、そういう手があったか。警備ならそこまで顔を気にしなくてもいいし、なんなら武器になるからな。

「OKです。さて、乗ってください。服、買いに行きますよ」

　しかしこういう会社の人はすごいな、低在適所と言えるくらいその人にあった仕事を提供してる。

　ほんと、すごいよ。

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余談なんですけど、私の他の作品見てるよって人います？

私自身の知名度が気になって(/// ^///)

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