帰宅とは ページ6
「んん」
見覚えのある、天井。まるで、私の雄英高校の寮部屋みたい。ん？何か、温かいものが横にいるような……
「え、冨岡さん!?」
「いっでぇｯ!!」
私が驚いて後ろに手をつくと、そこにも人がいたらしく鈍い声が聞こえた。声の主は、声を聞けばわかる。
「宇髄さん！宇髄さん!?」
宇髄さんは、数日前にお嫁さんの元へ行くために遠征にいってたよね？なのに、なんで？そもそも、なんで私の布団の中……
これ、布団じゃない。ベットだ。
そこでようやく辺りを見渡せた。峰田との思い出を飾ったボードに、交換日記、制服にお気に入りだったコート。
嘘……
「なんだよA、ってなんでAが俺の布団の中に……って、なんでお前もいるんだよ！」
声を上げる宇髄さんは、私を見ると驚いていた。目を擦りながら起き上がる冨岡さんも、私の姿を見て驚いていた。
私は、静かに涙を流していた。
やっとだ、やっと帰ってこられた。辛いと思ったし、寂しいと思ってた。だけど、もうそれを隠さなくていい。
「お二人共。ようこそいらっしゃいました、我が家へ」
2人ともぽかんとしてるが、部屋を見てなにかを2人とも察した。見たこともない光景に、私の発言。
ここは、ヒーローと呼ばれる者がいる未来。そして、私の故郷だ！
「Aちゃん？」
部屋が空くと、そこには顔なじみのメンバーがたっていた。お茶子さん、出久くん、電気くん、焦凍くん。そして、クソ紫ブドウ。他にも、A組揃ってる。相澤先生もいる。
「え、あ」
「あぁぁああ"!!A!!」
出久くんが何か言いかけたけど、峰田のタックルで全てがかき消された。泣いてる。泣いてくれてる。
「お、おが、おがえり！」
「ただいま！」
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うささん(プロフ) - クッキー大好き！さん» 返信遅れてすみません！これからも更新頑張ります (2019年8月28日 22時) (
レス) id: bf4eafc009 (このIDを非表示/違反報告)
クッキー大好き！ - やっと来たー！！楽しく見てました！！これからも更新してください！！ (2019年8月20日 19時) (レス) id: dcaad7b3be (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：うささん
| 作成日時：2019年8月17日 22時
