【HQ】君達の裏切り、僕が裏切ってあげる。2nd

72.バレー愛 ページ47

「終わってしまったことはしょうがない、切り替え切り替え！」


｢「……うす」｣



パンパンと手を鳴らす主将、しかし落ち込みから抜け出せるのはもう少し先のようだ



こいつらバレーバカだし、音駒梟谷は部の中ではよく聞く名前だ。周りも相当燃えていたので余計ショックが大きいんだろう





大丈夫。僕もその立場だったら1週間は学校に来れてないから!!!
※彼女は不純な動機でテストを切り抜けています(潔子さん＞バレー)




「いつかまた合宿組める時がくるさ、こればっかりはどうにもならないからな〜……」




流石烏野高校排球部のママ


だがスガエルの話を聞いてるのかいないのか、2人はなにやらボソボソと怪しげな話し合いを始めた




嫌な予感しかない









「…おい、補習って何時に終わる？」


「オレは英語だけ、影山も1教科だろ？なら多分午前中だけのはず」


「よし、飛ばせばいけるな」


「おう、ちゃんとついてこいよ」


「こっちのセリフだボゲ」







バレーバカ'sの考える事が


わ か っ て し ま っ た







まってまってまって冷静に考えろ






「何キロあると思ってる！？」


「「なんとかするっス」」


「」







周りも見事にポカーーン状態
お口を大きくあんぐり




「……ってまさかチャリで行く気か！？」


「「？？……っス」」


「「「ヒィッ……」」」




おいおいおい……体力お化けにバレーバカのダブルパンチかよ

思考回路がとんでもない。ネジ三本くらい落としてる。絶対
しかも2人も同じような思考回路の奴が今この場に存在してるなんて……ジーザス(語彙力)







「……おい。迷える1年坊主たちよ」



神妙な顔つきで田中が急に口を開く


変人コンビに近づき、2人の肩にグッと手を置いた




ニヤリと口角をあげる








「……救世主を呼んでやろう」

73.直談判クレイジーすぎるぜ→←誰かイラスト書いてくれんかなあああ！！

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