【HQ】君達の裏切り、僕が裏切ってあげる。2nd

63.身代わり？ ページ35

「……今日はもうおしまい」



問題用紙をパタンと閉じる。






「え、もう終わりですか」


「お前と違ってオレは優秀だからな！！」


「日向ボゲェェ！！」




ドタドタ！！！









ガチャ






「あれ、Aじゃん」





「お父さ……ﾝﾝｯ……大地さん」




「いやもうほとんど言ってるだろ」




すみません口が滑ったんですよ！！





「そんなことより、もう無理d」



「ダメ」







え……？






「うおあああああ！！悪魔！ドS！！サディスト！！おとん！！！」







「……おとんって何!？まぁ代わりを見つけたらいいけど、代わりにしてくれる人なんて＿＿」



「ほぅ、代わりを見つければオーケイなんですね！？」



「え」







代わりにしてくれる人？？？









＿＿見当はついている！！







「おっしゃ！それでは行ってくる！」







シュタタタタタタタ！！








「おい！！無理やりは……ってもう行ったし」









「本当に大丈夫か……？」









不安そうな大地の声は、









「誰にも聞こえることはなかった＿＿」








「……スガ」







「テヘペロ☆」

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