【HQ】君達の裏切り、僕が裏切ってあげる。2nd

49.怖いです、恐怖です ページ14

「あ、あのぅ………真音さん」



ガヤガヤとなり始めた体育館の中で、ボソッと小さな声が後ろから聞こえる。


………それは、琴霧さんだった。



「……え、えっと、その……」



目をそらし、時にチラッとこっちを見ながらモジモジと話す琴霧さん。



な、なんなの？


…………僕、女の子は(潔子さんとか潔子さんとk(以下略)好きだけどあっち系じゃないZOI★(ｳﾙﾄﾗｽｰﾊﾟｰｷﾗﾘﾝﾋﾟｰｽ←


と、思ってたら口を開いて言った。



「えと！……あ、ありが……と(ﾎﾞｿｯ」



と言って、顔をボッと赤くする。



……ツンデレかお前は←(雰囲気台無しww)



僕って実は、Sなんだよねぇ！多分！！


こういうのみたら、いじめたくなっちゃうなぁぁぁあ！！←



「おやおやぁ？どうしたのかなぁ？そんなにお顔を赤くして！……もう一回言ってもらえるかな？(ﾆﾔﾆﾔﾆﾔﾆy(以下略」



「………ッ！？ちょっ！な、なんでもないわ！！もう知らない///」



顔をもっと赤くしたと思ったら、タタタッと小走りに去っていった。




………チッ、逃げられたか←


でも、やっぱり良いとこあんじゃん！



僕の目に狂いはなかった！(確信)



と、思っていた時期もありました(遠い目)




ドドドドドドッ！！




………待て、なにかが近づいてきた。
人数多いぞ！！


いや！怖い怖い怖い！！




だが近づいてきたのは、バレー部のみんなだった。


良かったーー！怖くなかった！
いや怖かったけども！！


だって、大人数で向かってくるんだよ!？
進撃の部員だよ！！怖いよ！！！



と、脳内でいろいろ考えていると。



バッッ！！



僕の目の前で西谷、田中が土下座をする。


そして他の部員も、西谷達の後ろで僕に向かって頭を下げた。



う、うおっ。
びびったぞ(笑)




そしたら、もっとびびったことが起きた。



「「「す、すみませんしたー！！！」」」


「うわあっ！！」



ナニコレ!？サプライズゥ!？



いや、よく考えてみてよ皆さん。


あれだよ？僕に向かってみんなが頭下げてんだよ？


しかも、目の前の2人は土下座かましちゃってるしね!？




……なんか、僕がどっかの組織の首領(ボス)的な絵だぞ!？



ダメだろこれ！！通りすがった人絶対びびるって！いや、ちびるって！！


シュールすぎるよ！！絶対これクラスで『ヤバイ人』として認識されるぞこれ！！


……裏切り者の方が良かった気がする←









【これはヤウ"ァイ…！By真音ちゃん】

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