【カゲプロ×暗殺教室】紅き瞳の氷結暗殺者*part5* =目を凍らせる話= (ページ32)

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182時間目＝リビングでの時間＝ページ32

｢A｣

部屋で勉強をしていると、キドが俺の部屋の扉を2度ノックしながら声を重ねて俺を呼んだ。

｢シンタローが来たぞ｣
｢そうか、今行く｣
｢飯も出来たからついでに食え｣

キドにそう言われ、リビングに向かった。

｢シンタロー!勉強を教えて欲しいんだが｣
｢え｣
『おぉっと珍しいですねAさん。
ていうか良いんですかぁ～?こーんなご主人に勉強なんてぇ』
｢うるせぇぇぇ!!｣

...シンタローの頭は頼りにしてる、多分俺1人じゃ何も出来ないから。

俺は折角Ｅ組に行けたんだ、自由になれたんだ。

浅野ごときに壊されてたまるかっつーの!!

｢シンタロー!!私にも教えてほしいな!!｣

香流鴉はズイッとシンタローに近付く。

真剣だな。アイツも。

｢え、えぇ!?｣
『おぉ!?ＪＣ2人と童貞ニートのハーレム状態...これはまさにご主人が日々徘徊している電脳の海の一抹にあるいかがわしいゲームと同じようなシチュエーション!!』
｢いかがわしいって何の!?｣

真剣な顔で俺に聞くな香流鴉!

｢じゃあ後で俺の部屋な!!香流鴉も｣
｢了解した!!｣
｢あ、え....おう｣

ビシッとやる気満々の笑顔で敬礼する香流鴉と、渋々というように返事をしたシンタロー。

｢んじゃ、俺先に部屋で待ってるから｣

｢モテモテだねシンタロー君〜｣
｢はぁ!?俺は別に｣
｢勉強教えてもらうだけだよっ｣
｢保健体育の授業教わらないようにしないとね〜｣
｢バッ....カ、カノ!!｣
｢保体...?アッ期末テストだから保体もやんないと!!｣
｢うわぁぁぁぁぁぁぁっ!!｣