【カゲプロ×暗殺教室】紅き瞳の氷結暗殺者*part5* =目を凍らせる話= (ページ21)

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171時間目＝勝負の時間＝ページ21

すみません!!
パスワード忘れとテストで更新できませんでした!!
本当にごめんなさい!!
★･｡･ﾟﾟ･*:.｡..｡.:*･ﾟ

次の日の朝。

俺の携帯には一通のメールが届いていた。

宛先、俺。

差出人、浅野学秀。

何故今更コイツが俺にメールするんだと嫌悪感を覚えたが、理由は至ってシンプルだった。

俺が、期末テストで試されているのだから。

浅野を上回り、自身の答えを見付ける。

それが俺の、Ｅ組残留条件。

きっとその件についてだろう、と悟りながらキドに事情を話し、俺は香流鴉より先にアジトを出た。

約束場所は確か校舎裏。

俺はなんとなく重い足取りで溜め息を吐きながら本校舎へと向かった。

｢やぁ、氷音さん｣

そこには、大嫌いな姿があった。
あいつの全身が俺の瞳の中に映る。

それをかき消すように目を瞑り、浅野に近付きまた目を開いた。

｢何の用だ｣

まぁ、解ってはいるが。

｢Ａ組に、戻って来てくれるんだって?｣
｢Ｅ組残留条件をクリア出来なければ、の話だ｣

何も知らないような浅野の言葉にこう返すと、浅野は怪しげな笑みを浮かべて見せた。

｢決着を着けようじゃないか、氷音A。
僕は是非共君の全力を見てみたい｣

俺に手を差し出した浅野。
これは勝負事の契約の代わりだろうか。

馬鹿馬鹿しい。

そんな事をして何になる、この学校を支配する為の手段か、それとも俺と純粋に勝負がしたいのか。

まぁどちらにせよ____

｢!｣
｢生憎だが、俺は常に全力だ。
お前の期待に応えられないし応えるつもりも毛頭ない｣

俺はその手を払い除けるという事だけしか頭に無い。