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「…んん」
強烈な吐き気と頭痛で目が覚める。
目を開けた瞬間、
見たことのない天井。
驚いて飛び起きる。
周りを見渡すと、
派手な内装…。
よく見ると…普通のホテルでは見かけないものも多々あった。
いわゆる大人のホテル…だよね…
どうしてこうなったのか。
私は頭痛と戦いながらもここまでの記憶を辿る。
私は確かイチノくんとご飯に来て…
ヤケ酒とも言うべきか…
それほどまでにお酒を飲んで…
そこで私はハッとする。
…イチノくん…？
私はイチノくんと飲んでいたことを思い出し、
寝ていたベッドの隣を勢いよく見る。
そこには私に背を向けてスースーと寝息を立てて寝ているイチノくんがいた。
…ちょっと待って。
私は思わず自分の体を見る。
私の体は裸にバスローブのみだった。
昨日の記憶が……ない。
私もしかして…
イチノくんと…
身体中の血の気が引いていく感覚がわかる。
気付けば私は服を来て、お金を置きその場を後にしていた。
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「最近お前のファン来ねーな」
「…」
「可愛かったのにな、あの子。」
「…可愛いだけじゃないんだよ」
チームメイトの一言に、一之倉は聞こえないくらい小さい声でそう呟いた。
Aとのご飯から数日が経った。
あの日以来、Aはバスケ部に顔を出さない。
広い大学構内で、学部が違うAと会える確率は低く、なぜ来なくなったのか聞くことすらできなくなっていた。
…ちなみに連絡先も知らない。
なんで聞いておかなかったのか、と一之倉は後悔していた。
しかもなんであの時声もかけずに帰ったんだ？
お金だけ置いて…。
「…お前なんかやらかしたんじゃねーの？」
チームメイトはニヤニヤしながら一之倉を見て、肩を組んだ。
一之倉は何も答えず、目を逸らすだけだった。
…とにかくAと話がしたい。
ちゃんと伝えずに終わるのは…
もう懲り懲りだ。
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usa(プロフ) - さねさん» さねさん！いつもありがとうございます😊💖そう言っていただけて光栄です✨書いてよかったです😭🌸お言葉に甘えて自分のペースで引き続き頑張ります🔥これからもよろしくお願いします✊🔥 (2023年4月7日 22時) (
レス) id: 1afdfb8f49 (このIDを非表示/違反報告)
さね - イチノくんのお話、とても素敵でした🥹♡♡お疲れ様です✨本編の深津さん、沢北の小説もとても楽しみです😊💓usaさんのペースで無理せず頑張って下さいね😊いつも応援してます！！✨ (2023年4月7日 14時) (レス) id: 0f56e55398 (このIDを非表示/違反報告)
usa(プロフ) - ぴょんさん» いつもありがとうございます！この作品を見てさらにカッコよく見えて嬉しいです🤭陰ながら支えてくれているぴょんさんには大感謝です😭✨沢北のスピンオフはもう少し先になる予定ですが引き続きお願いします🌸 (2023年4月4日 20時) (レス) id: 1afdfb8f49 (このIDを非表示/違反報告)
ぴょん(プロフ) - 映画をみてきました！ 作品を読んでいるから、沢北くんと深津さんに何度もかっこいいと心動かされました💓 イチノくんのスピンオフの続きも沢北くんのスピンオフも 待ち遠しいです🫶もちろん深津さんの本編も🫶 (2023年4月4日 18時) (レス) id: 814c2e04f2 (このIDを非表示/違反報告)
usa(プロフ) - ハルレイさん» ハルレイさん！いつもありがとうございます😭💖ハルレイさんのコメントに何度救われたことか…感謝してもしきれません😢完結まで突っ走りますので、これからも応援してくださると嬉しいです😭✨よろしくお願いします！！🔥 (2023年4月1日 21時) (レス) id: 1afdfb8f49 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：usa | 作成日時：2023年3月29日 21時
