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今週からシーズンが始まる。
あの日から、
私は深津先輩を見れずにいた。
『どこにもいくな…』
耳元で囁かれたあの言葉が、
私の心臓をギュッと鷲掴みにする。
ずっと…苦しい。
私は…
忘れていた気持ちが蘇りそうで怖かった。
せっかく三井さんを好きになれたと思ったのに、
またあなたが私の頭にちらつく。
私はあの夜を忘れようと
忙しく仕事に打ち込んでいた。
そのせいだろうか。
あまり周りが見えておらず、
体育館に走って入った際、
リンと思いっきりぶつかってしまった。
私はぶつかった瞬間、
反射的にリンの体を守るように倒れた。
その際、足をグネッてしまった。
痛い、と思いながらも
心配をかけまいとグッと我慢する。
「リン、怪我はない？」
「大丈夫です。Aさんありがとうございます」
その時チームメイトが私たちに駆け寄ってくる。
みんなはリンの方へ集まっていた。
「リン、大丈夫か？」
「大丈夫です！ありがとうございます」
客観的に見ても、私の方が身長も高いし可愛げに欠ける。
それに私はあまり周りに弱いところを見せられなかった。私は大丈夫だろう、と周りも思っている。だから心配されるのは私ではなくいつもリンだ。
私はそれに不満を持っているわけではない。
我慢してしまうのは癖だ。
自分でもわかっているからこそ、別にこの状況をなんとも思わないのだ。
その時、ふと私に手を差し伸べる人物がいた。
驚いて手を辿り目線を上にやると、
そこには深津先輩が立っていた。
「どっか痛いピョン？」
「いや、大丈夫「うそつけ」
大丈夫です、と言い終わる前に、
深津先輩が被せるように言う。
「こっち来るピョン」
そう言って深津先輩は私をひょいっと持ち上げた。
周りはその光景に冷やかし混じりに驚きの声をかける。
リンの視線が突き刺さったが、
今はそれどころではなく、
私は全く気づいていなかった。
「自分で歩けるから！」
「いいから。黙るピョン」
私はあまりの恥ずかしさから
顔を隠さずにはいられなかった。
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usa(プロフ) - ハルレイさん» ハルレイさん(TT)♡いつもありがとうございます！完全復活しましt！完全復活しました！ご心配をおかけしました。私のペースでいいだなんて優しすぎます😣♡今からどんどん深津に移行していく予定ですのでもう少しお待ちくださいね♪ (2023年4月30日 10時) (
レス) id: d85cd154fb (このIDを非表示/違反報告)
usa(プロフ) - hicoさん» hicoさんいつもありがとうございます！😭💓体調復活しました！ご心配をおかけしました。その派閥…最高に嬉しすぎます😢♡話も深津も私も好きだと言ってくれるなんてもう…感激すぎて泣きそうです。私もhicoさん大好きです♡ (2023年4月30日 10時) (レス) id: d85cd154fb (このIDを非表示/違反報告)
usa(プロフ) - あやさん» あやさん😭♡いつもありがとうございます！体調回復しました！ご心配をおかけしました。なんと優しいお言葉…😣♡嬉しすぎました😭最終回まで最終回まで作品を書き続けます！これからもよろしくお願いします✨ (2023年4月30日 10時) (レス) id: d85cd154fb (このIDを非表示/違反報告)
ハルレイ(プロフ) - 大丈夫ですか？お大事にしてくださいね。更新は、usaさんのペースで大丈夫ですよ！三井先輩も優しくて素敵ですが、やっぱり深津派です(笑)。usaさん、いつも更新ありがとうございます。今は無理せず体調を優先してくださいね。 (2023年4月28日 4時) (レス) id: 53bdf1effb (このIDを非表示/違反報告)
hico(プロフ) - 久しぶりのコメント失礼しますっ体調大丈夫ですか！？無理なさらず😭私はどちらでも、こんな素敵なお話読ませていただければそれでよいのでusaさんの負担が少しでも減る方がいいなー派です！このお話も深津もusaさんも大好きです❣️ (2023年4月27日 22時) (レス) @page50 id: 9503417768 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：usa | 作成日時：2023年3月16日 19時
