呪力が憑いてた【呪術廻戦】

5話 ページ6

とりあえず学校を離れてコンビニでペンとメモ帳を購入


先輩方、虎杖くん、クールな人は病院へ



『《先程の、クールな方は大丈夫なんですか？

頭から血が出てましたけど...》』


目隠しの人は心配する私とは反対に笑いながら｢え、クールな人って恵のこと？？｣と言っている


五条｢あ、僕五条悟ね
そのクールな人の担任｣


『《よろしくお願いします》』


五条｢恵は大丈夫だよ

硝子がついてるし｣


しょうこ、さん、という人は随分信頼されているみたいだ



五条｢所でAちゃんに質問ね


呪霊、見えてるでしょ｣


『《呪霊、というのは学校での異物、でしょうか》』


少し答えるのに戸惑ったものの、聞き方的にこの人も見えるのでは？と思った



五条｢ははっ、ごめんごめん


そんな怖い顔しなくていーよ

僕も見えてるし、恵も見えてる側｣


みえてる...のか

え、目隠しなのに...？？


五条さんは"呪霊を祓う専門学校"での担任をしているという


五条｢君自身の呪力は全然ない

見るのが限界ってくらいの量だ


なのに君の"周り"からは呪力が溢れ出ている

つまり、








...君、呪力に取り憑かれてるね｣


何それ！？

怖い！！

呪霊じゃなくて呪力！？


ど、どゆこと！？


慌ててメモ帳に『《祓ってください》』と書くと背伸びをして、目隠しの上に紙を押し付けた



五条｢えっちょっ、そんなに近づけたら見えなくなるって


...あ、もしかして僕が見えないと思った？｣




...え、違うの？？









その後、五条さんに簡単に説明を受け、私は呪霊達に狙われる可能性が高いため、"保護対象"として呪術高等専門学校へ行くことになった




...勿論、虎杖くんが秘匿死刑なのも教えて貰っている




後日、井口先輩のお見舞いに行くと佐々木先輩も来ていた



『《こんにちは》』

佐々木｢A...｣


元気の無い佐々木先輩をみて、気分が重くなる


前みたいに笑っててほしい


けど、そう簡単にはいかないだろう



眠る井口先輩をみてそう思った



佐々木｢ごめんね

私のせいで...


Aはずっと教えてくれてたのに

私のせいで...！！｣

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