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マリンブルー ページ47

「最初?」



「そう。最初のキス。

告白して、神ちゃんの気持ち聞いて、、、。

もう!告白もしてへんし、神ちゃんの気持ちも聞いてへんのに!」



「あれ、告白じゃないん?」



「どれよ。」



「オレを口説いてる、的な?」



「違うやろ。

はい。やり直し!仕切り直し!

、、、は、オレん家でいい?

キスしといてなんやけど、ここ、公園やった。」



確かに、、、って、今から?シゲん家?



キスしたいって言うてるヤツの家に?



「警戒してる?」



頷く。



「襲われへんか?」



頷く。



「襲うに決まってる。

分かるやろ。神ちゃんも男なんやし。」



、、、頷、、、けるかい!!



「シゲがシゲじゃない、、、。襲うとか、、、。」



「そう?有馬ん時、ヤバかったで、、、?

流星らおらんかったら、、、。」



あ、、、思い出した、、、。



「神ちゃん、気付いてた?」



「、、、アホ、、、。」



「あと、、、。」



「あと?」



「神ちゃん、そんときキスしてへんで。オレと。」



「え?だって、さっきシゲ!?」



「唇押し付けてきた、しか言うてへんやん。オレの胸に。

神ちゃんが勘違いしただけ〜。」



立って、ん〜、、、って背伸びして、振り返ってめちゃくちゃ笑顔で、



「仕切り直し!

いざ!!オレん家へ!!」



ダッサダサのポーズでどっか指差してる。



まったく、、、。



不思議。



友達の関係が長くて、その前はアホみたいなアクシデントで知り合ったオレら。



ホテルの朝ご飯を食べながら見たシゲの顔が頭に浮かぶ。



アホな答え合わせしながら、時々見せる笑顔。



後ろには海がキラキラ光っていた。



運命やとしたら、、、完璧違う?



シゲの横に立つ。



「行こか。」って。

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奏多(プロフ) - まさかさん» まさかさんの赤緑が好きすぎて何度も読み返しています。これからも更新楽しみにしています💚 (2023年1月5日 22時) (レス) id: 6198bdee62 (このIDを非表示/違反報告)
まさか(プロフ) - 『タンジー』を気に入ってくださっているということは、赤緑好きさんですよね?私も赤緑が一番好きなので、ついついお話も多くなります。似た話になっていそうで心配ですが、これからもよろしくお願いします!!赤緑沼は深い〜!! (2023年1月5日 20時) (レス) id: 228009e50a (このIDを非表示/違反報告)
まさか(プロフ) - 奏多さん、ありがとうございます!新年早々、ありがたいお言葉、、、(´°̥̥̥̥̥̥̥̥ω°̥̥̥̥̥̥̥̥`)あれやこれや、思いつくまま書いているので、続編も思い付いたら書けるといいな。 (2023年1月5日 19時) (レス) id: 228009e50a (このIDを非表示/違反報告)
奏多(プロフ) - まさかさんのお話が大好きすぎて何度も読んでます。いつかタンジーの続きが読みたいです。 (2023年1月5日 17時) (レス) @page14 id: 6198bdee62 (このIDを非表示/違反報告)
まさか(プロフ) - stcさん、ありがとうございます。昼寝から起きたらこんな恐れ多いメッセージ、、、。私、文芸部とかでもなかったし、一番得意科目は数学だった女なので、語彙力も文章力も白旗上げつつ書いている、ただの妄想オバさんです。一緒にニヤニヤしましょうね〜!! (2022年11月19日 15時) (レス) id: 228009e50a (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:まさか | 作成日時:2022年8月12日 10時

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