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Yokohama 赤 ページ2

今は、なんかそんな気にもならんから。



神ちゃんがいなくなってから、いないって言っている。



「忙しくてそんな暇ないねんて。


12月なんか、酷かったし。


10時なんてざら。


朝も7時半には学校着いて仕事してるし。」



結婚式場に、神ちゃんに会いに行ってたから、、、。



そんな理由もあったな、、、。



「なんでやろ?


学生の頃はモテてたし、悪い顔はしてへんのになぁ?」



ホンマに不思議そうな顔してオレの事見てるからおかしくなった。



「自分の息子、どんだけや思てんの?


そんなモテへんって。


オトンとか、若い頃、モテモテやった?」



しばらく考えて、そうやなぁ、って。



それはそれで、オトンがかわいそう。



モテへんわけやないよ、、、。



ただ、オレが好きなんは神ちゃんやから、、、。



「彼女、言うてもその歳やと、結婚か?


ええ子おったら連れておいで。」



なんやかんやで、最後はそう言うてくれる、、、。



申し訳ない気持ち。



学生の頃からずっと。



でも、悪いことはしてない。



神ちゃんを好きなことは責められるべきことなんやないはず、、、。

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作者名:まさか | 作成日時:2021年9月6日 17時

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