【歌い手】ヘルプマーク (ページ1)

今日:2 hit、昨日:2 hit、合計:37,111 hit

ヘルプ＊１ページ1

電車で、私は当たり前のように優先席に座る

周りから見たら、ただの大学生

「ちょっと、若いんだから席譲りなさいよ！！」

よく言われます

最近、ヘルプマークについて社会人で知ってる人は少ないんじゃないか

目に見えない障害者

わたしのこと。

ここで反論すると、気持ちが高まって眠くなって寝てしまう

ごめんなさい

だけ言って私はすぐ電車を降りる

あの人たちは、鞄につけているヘルプマークについて理解してないと思う

ただの、ストラップみたいな感覚なんだろうな

「あの…大丈夫ですか？……失礼ですが、なにかしら障害もってはりますよね？」

聞きなれない関西弁で、彼はそう言った

彼は真っ赤な髪の毛で、結構なイケメン

こんなイケメンが、ヘルプマークの事を知っているのか

『…そうです。ヘルプマークのこと知っているんですね』

これが、私と彼の出会い