動くハート

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いい匂い...







私、お姫様だっこされてる??




しっかり抱えられてて、安心する...









『んん、、』









ゆっくり目を開ける









『...っ！ えっ!!わ!!!ま、ます、ます、増田さん?!?!』







ま「ちょ...わぁ！動くなーー!!!」







ピタッ。







とりあえず増田さんの言うことはすぐ聞いた









あ、頭の中が混乱してる




な、な、なんで増田さんに私お姫様だっこされてるの?!









あ...そういえば。









コンサートの帰りに、増田さんから声かけられたんだった。









でもどうして...?!









ま「降りる？」









はっ///






増田さんの顔がどあっぷ(T_T)






しかも喉仏がこんなに間近で見える(T_T)









ま「聞いてる？笑」







『あ、はい！ 降ります降ります！』






ほんとはおりたくないけど！




なんて、心の中で思ってみたりwww









ゆっくりと、下ろしてくれた







けど、足に力が入らなくてうまく立てない









『あっ』

ま「おっと。大丈夫??」









腕を掴んでくれた増田さん






その腕の方を見ると、増田さんの



あの綺麗な手で掴まれていた









『あーもーだめ！カッコよすぎる////これは夢だよきっと。夢だ！私が増田さんに会ったりできるわけないじゃん笑笑』









ま「声に出てるよ笑」




『えっ//すみません!!』







ま「ふふ笑 キミ面白いねww名前は？」






『あ。Aです！箭柏Aです！』




ま「ヤガシワ？珍しい名字！」







『確かに珍しいかも...』









ま「あ！そうそう！Aちゃんに携帯返しに来たんだった！」




い、今...




Aって、言った。名前呼ばれた(T_T)(T_T)(T_T)









ま「ふふww あはは笑 Aちゃんって、面白いね笑 全部顔に出るww」








そう言いながら、携帯を返してくれた









ま「今日はもう終電ないらしいからさ、ここ(ホテル)予約したから泊まってってよ」







『え?!』






増田さんのお金で?!






『ホテル代払います!!いくらですか?!』



ま「あ、いーよ。ここで使っちゃ、帰るときお金なくなっちゃうでしょ？」



なんて優しいんだ...



『増田さんに払わせるなんて最低なファンですけど嫌いにならないで下さい(T_T)』




ま「終電逃したの俺のせいだし気にしないで？」





泊まることになった

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