動くハート

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増田side









ス「はぁ..はぁ...、ま、増田さん！い、いました！」







ま「ほんと?!どこで待ってるって？」






ス「それが、はぁ...はぁ..。明日から学校だから今度ゆっくり会いたいってことだったので、この紙預かってきました！」








スタッフ唐紙を受け取る





080-××××-××××









ま「これ、Aちゃんの番号？」





ス「そうだと思います！」









.









.









コンサートが終わり、家に帰るともう12時を回っていた









ま「今から電話すんのも迷惑か。明日しよ。」









明日はOFFだからゆっくり出来るし。









.









.









そして今、携帯に番号を打ち込んで




あとは"発信"をタップするだけ









それだけなのに、なかなか押せない









ま「すぅ...ふぅー。」





深呼吸をしたけど収まらない鼓動









ま「えい！」








やっと押した"発信"








プル、プルルルルル...









かかっちゃった









プルルルルル









出ないな...









あ。Aちゃん今学校か！







うわー、何してんだ！！！








切ろ。









『もしもし!!』








でた









ま「あ、Aちゃん？」







『わ！増...。』





学校で、俺の名前出しちゃいそうになったAちゃん






まずい、って思ったんだろうな笑









『電話ありがとうございます。それと、昨日はすみませんでした。』






ま「いや、俺の方こそ急にごめん。...でさ、Aちゃん、今日の学校帰り会えたりする？」





『はい！学校終わるのが3:30なので、4時くらいなら！』






ま「りょーかい。てか、Aちゃんってどこの学校？」





『明治大に繋がってる高校です。』





キーンコーンカーンコーン





チャイムが聞こえた







『すみません！チャイムなっちゃって!!』



ま「うん、また連絡するよ」





『電話ありがとうございました！』






ま「こちらこそ！はーい、じゃーねー」









.









夜ご飯くらい、おごってやりたいな。







女子高校生ってどんなの好きなのかな？









んー、色々予約しておくか。

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