あの女の子は、な組の...【stpr】

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【おさらい】
例の扉でころんくんと別れたA。
昔に別れた実の兄「奏」と遭遇し、昔の事を思い出す。その記憶には奏に手を出したくなかったものも。しかし奏に殺ってもいい、と言われたAは銃を撃とうとするが、黒組の組長「黒澤光希」と名乗る女に出会う。そして、奏に手を出すなと言われる。
その女の背後からはころんくんが...
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Aside


『何。手ぇ出したらいけないの？
コイツ、無能なのに。』


ほんっと、奏って意味わかんねぇよ。
さっさとこの組長殺って、な組に帰ろうか。


光希「ふんっ。笑わせないで？
奏は実に有能よ。アンタ妹ですって？
あたしの方がよっぽどこの子のこと分かってあげてるわ。」
『うるせぇ。
ブスがわめくんじゃねぇよ。
その横っ面に穴開けられてぇんか？』


ムカつく。
多分この女は奏の表も、裏も何も分かっちゃいない。

奏は妹を、あんなに奏のことを信じてた妹のことを裏切ったんだよ？！
今すぐ黒組をぶっ潰してやる。

心に白い火を灯せ。


赤よりも熱く、静かに燃える白の火。



もう私も限界。
なんで奏はあんな事したのに悠々と生きてる訳？
なんであの組長は庇ってるわけ？


弱い奴なんて大っ嫌い。
顔なんて二度と見たくねぇよ。



上げていた口角をゆっくりと戻し、銃を構える。



『あんた...私に殺されたいんだ。
シーニュ・ノワールって聞いた事ない？
殺し屋界の最強。それ、
私だから。
氏ねよ、クソが。』


そう言って、弾を発泡した。


この時の私は、自分で最強と言っておきながら
凄くやってないけない事をした気がする。







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短いので宣伝ー
私が「ワタシ」と「アノコ」を殺した。【stxxx.】
読んでね！

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