プロローグ＊ ページ1
Aside
父「一体いつになったらお前はこの家の跡取りとして相応しくなれるんだ？！」
手に持っている黒い塊で頭を叩かれる。
やめて、痛いよ。そんなことするから体が痛くてターゲットを早く仕留められないんだよ。
あと、そんなことするの父親じゃないしッ...
父親じゃない人の言うこと、聞けるわけないじゃん。
『ごめん...なさい...次からは気をつけます...』
だけどそんなことなんて、私の身分で言えるわけが無い。
私は所詮、ただの跡取り。
このグループを存続させるためだけに生きてるようなもの。
他に優秀な兄弟がいたら、私は殺されてた。
うちの家はそういう家系だから。しょうがないよね。
父「...まったく。そんなだと俺が生きている間はいい。
お前が跡取りになった瞬間な組に負けるぞ？！それでもいいのか？！」
な組...
な組とは、私達一家が何故かライバル心を持っている殺し屋のグループ。
うん。私達は四宮グループっていう結構おっきめの殺し屋なの。
殺し屋といっても殺すのは悪人だけ。善人は殺さないから。
父「な組に負けたら一生の恥だぞ？！」
目の前で口煩く喋るのは私の父親。
別にいいじゃん。負けても。
あとさ、そんなに怒ってるのは私が今日の任務でヘマをしたからでしょ？
そんなの嘘だよ、"わざと"やってんの。
お父さんの顔をちらりと見る。
厳つい顔しちゃって。ちっとも怖くないけどww
だって私、アンタより強いもん。
ヘマをするのは、周りに迷惑かけないように力を抑えてるから。
四宮グループの組長ならそれくらい気づいてよね。
まぁ、手合わせしよ？って頼んでも「弱いから」って言ってしてくれなかったもんね。
はぁ、ホント殺し屋って疲れる...けど悪人をあっちに送るのは楽しい、だからやめられない
けどさ......殺し屋をやってる限り、な組がいる限り、私は一生お父さんにグチグチ言われ続けるんだよなぁ...
あ、良いこと思いついた。
『お父さん。』
父「なんだ。落ちこぼれ。」
いや私、アンタより強いっつーのw
込み上げる笑いを抑えながら、提案する。
『私、な組に入るね。そして......
殺してくる。これで四宮グループが1番上でしょ？』
これで私は、な組に入ることになった。
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紫月まろ。＠ばか同盟。相方:めんたいこ。(プロフ) - ページ３０の怪我したってやつのお写真、うちのリア友のお部屋と同じ...。 (10月14日 20時) (
レス) @page30 id: 2bc2556456 (このIDを非表示/違反報告)
雪那 - こんにちはっ！本当にこのお話大好きです！ (2022年8月21日 16時) (レス) id: 956d4fad93 (このIDを非表示/違反報告)
赤い実が好き - こんにちはっ！Pさん！完璧少女進めてほしいです！おもしろかったので！ (2021年12月14日 14時) (レス) id: 678f51501f (このIDを非表示/違反報告)
みずな(プロフ) - 初コメと応募失礼します 瑞稀 男 天然を演じてる (2021年9月13日 18時) (レス) id: 6e79866175 (このIDを非表示/違反報告)
ネココ - この作品面白いです〜気づいたら一番右のお星さまにマウスが…更新頑張れッ！！ (2021年7月29日 12時) (レス) id: d9dbb0348a (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：飴美味しいけど何か？、点Ｐ撲滅隊リーダー兼隊長兼事の発端者 | 作者ホームページ：なし
作成日時：2021年6月12日 23時
