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全然お名前くれん……(´TωT`)
ネッ友がくれたやつとコメ欄の子のやつ合わせよ
✂ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー✂
ころんside


こ「コンピュータ……ルーム。ここか。」


五分くらいかかってやっと見つけたコンピュータルーム。
銀色の扉がかかってて重そうだ。


恐る恐る扉に手をかけると、すっ、と開いた。
中を除くと、恐らくさっきの声の主であろう人が大量のコンピュータに囲まれていた。



そいつは僕が中に入ると気配を感じたようで...


?「あ、来たんだぁ。改ましてよろしくね。
君、なんていうの?」
こ「教えるわけ、ないじゃん」


なーくんに何度も言われてきた。
「名前を教える時は用心しろ」


?「え〜、じゃあ僕から名乗ろうかな。
僕は、黒希優人。君は?」
こ「...青山ころん」


相手が教えるならば、こっちも教える。
これが礼儀。

この人……黒希優人は髪が長くて、背が高い。


優「へぇーっ。ころんくんって言うんだ。
ど?家のアジトは。」
こ「...別に。」



なんなの?コイツ。僕は「あの」な組幹部だけど。
普通来た瞬間、戦闘開始しない?

僕は警戒心強めで優人を見つめているが、当の本人は、笑っている。


銃のホルスターに手をかけても、微動だにしない。


するとその時、優人が手招きをした。



優「ちょっとおいで。」


優人はパソコンのキーボードをカタカタしている。
ディスプレイには物凄い数の数字が並んでいた。

僕は念の為に銃を構えながら、近づく。


こ「な、に。」
優「これなーんだ。」


優人はそう言って、ディスプレイを僕にみせてくる。
そこには、何か見覚えのあるような男の子二人が映っていた。

なんか……見覚えあるなぁ。


僕は必死に脳内の記憶を掻き回す。
幼稚園あたりまで遡ったところで、あることに気づく。

もしかして……もしかしたら……


優「ど?分かった?ころん」
《ど?分かったぁ?ころんっ!》


昔のある人と優人の顔がバッチリ一致する。



僕は絞り出すように声を出した。




こ「優人、にぃ……」



優人にぃは、僕の2つ上の幼なじみ。
小さい頃はよく遊んでもらった。
引っ越す、って聞いた時はめっちゃ泣いたんだよなぁ……。


優しくて、運動できて、面白い優人にぃ。



まさかこんな形で再開するとは……




殺し屋界って、残酷だ。
どっちかが負けなきゃなんない。

そして、殺し屋界の負ける、は……





「死」




を意味する。

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紫月まろ。@ばか同盟。相方:めんたいこ。(プロフ) - ページ30の怪我したってやつのお写真、うちのリア友のお部屋と同じ...。 (10月14日 20時) (レス) @page30 id: 2bc2556456 (このIDを非表示/違反報告)
雪那 - こんにちはっ!本当にこのお話大好きです! (2022年8月21日 16時) (レス) id: 956d4fad93 (このIDを非表示/違反報告)
赤い実が好き - こんにちはっ!Pさん!完璧少女進めてほしいです!おもしろかったので! (2021年12月14日 14時) (レス) id: 678f51501f (このIDを非表示/違反報告)
みずな(プロフ) - 初コメと応募失礼します 瑞稀 男 天然を演じてる (2021年9月13日 18時) (レス) id: 6e79866175 (このIDを非表示/違反報告)
ネココ - この作品面白いです〜気づいたら一番右のお星さまにマウスが…更新頑張れッ!! (2021年7月29日 12時) (レス) id: d9dbb0348a (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:飴美味しいけど何か?、点P撲滅隊リーダー兼隊長兼事の発端者 | 作者ホームページ:なし  
作成日時:2021年6月12日 23時

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