居残り ページ6
木『Aちゃん』
「はい！」
定時、木瀬さんに呼ばれた。
鞄を持って行くと、
木『帰る準備してるとこごめんね？ちょっとだけ残ってくれるかな』
「あー…。」
パッと浮かんだのは章大の顔。
一緒に帰るって約束…。
木『私この後外せない用事があって』
「そういうことなら、はい」
木『ここまではまとめたから、この続きやって欲しくて』
「…はい、分かりました」
木『ごめんね、急に！ありがとう』
そう言って木瀬さんは帰ってった。
携帯を見ると、
章大緊急で会議入ったから、先帰っといて!
章大もか。
それなら気兼ねなく残業出来るわ…。
そう思った18時過ぎ。
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「え、え、ちょっと待ってこれ」
30分程経ち、もう少しで終わるって時に
間違いに気づいた。
しかもこれ、
「ハナから間違ってんじゃん、」
木瀬さんがやってたとこ、全部間違ってる。
最初の式から、全部。
木瀬さんだから何も確認せず引き継いだのに…。
「最初っから…。」
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安『やっと終わった』
時計を見れば20時。
お腹空いたな、夜ご飯なんやろ？
ﾌﾟﾙﾙﾙ...
Aに電話をかけながら階段をおりる。
洗いもんの最中かな。
そしたら、どっからか聞こえる着信音。
フロアを確認すれば、経理のある階。
経理、まだ誰か残ってんねや？
安『…まさかな？』
俺が電話を切れば、途切れた着信音。
違ったなら違ったでええし。
携帯をポケットに入れてフロア入り口に行ったら、
ポツンと1個だけ起動するパソコン。
でも人が見えん。
どういうこと？？
ゆっくりパソコンに近づいたら、
.
.
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安『A!?』
Aがキーボードに伏せとって。
安『ちょ、えっ、A！生きとる？』
駆け寄って肩を揺すったら、ピクッと背中が動いた。
「ん…、、しょうた…？」
安『どうしたんこんなとこで…、わっ』
「おかえりなさいー」
起き上がったと思ったら、そんなこと言いながら急に抱きついてくる。
「ごはんー、」
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寝ぼけとる…？笑
.
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愛梨(プロフ) - 完結ですか？？ (2019年8月27日 0時) (
レス) id: 1cac1ef2e2 (このIDを非表示/違反報告)
いちごみるく(プロフ) - ささささん» 何故か完結ってなってましたが、完結してないです！ (2019年5月3日 12時) (レス) id: c396e97270 (このIDを非表示/違反報告)
いちごみるく(プロフ) - ぁぃ岡ちゃんさん» 初めまして！その久しぶりの更新から半年も経ってしまいました…。本当に申し訳ないです、、。 (2019年5月3日 12時) (レス) id: c396e97270 (このIDを非表示/違反報告)
さささ - この話はもうこれで完結ですか？？ (2019年3月30日 17時) (レス) id: da80ac47d7 (このIDを非表示/違反報告)
ぁぃ岡ちゃん(プロフ) - いちごみるくさん、初めまして！ 久しぶりの更新に朝からめっちゃテンション上がりました！ これからもとっても楽しみにしています♪♪ (2018年11月27日 7時) (レス) id: e5a9fdc0ac (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：いちごみるく
| 作成日時：2018年10月2日 10時
