ほんとの気持ち ページ14
『アゲハさんお知り合いで、』
「VIP空けてくれる？」
『はい！！』
「お酒なに飲まれます？」
安『じゃあー…、とりあえずハイボール』
「かしこまりました」
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会社を辞めて3ヶ月。
私は今、京都のお店にいる。
もうすぐ大阪に帰る予定。
まさか、安田がここに来てくれるとは思わなかった。
ｶﾗﾝｯ...
「…意外とVIPルームって広いのね」
安『まぁ普通、2人では使わんからな？』
だだっ広い個室。
そこに2人だけの時間が流れる。
「ちょっと身長伸びた？」
安『何それ、どういう質問…？笑』
「なんか。大っきくなった気がする」
安『…3ヶ月前より余裕は出来たかな』
「そっか」
安『Aも、雰囲気変わったな。黒髪も良かったけど、その明るいんも似合っとる』
「ありがとう」
安『俺な、ホスト辞めてん』
「え？」
安『今は会社一筋。それが本来普通なんやろけど』
「…」
安『Aから会社を奪った俺が、今でも憎い』
「それは…」
安『俺はAの人生を、滅茶苦茶にした』
「そんなこと言わないで、そんなこと思ってない」
安『やから、俺が責任を取る』
「え…？」
安『俺と結婚して下さい』
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真っ直ぐ目を見て、そう言う章大。
「結…婚、？え、えっ」
安『気づいたらAのこと、すっごい好きになっとった。いつからかは、よく分からん。
これからは、ずっと、一緒におりたい』
「嘘…。」
安『A以外考えられんねん、ほんまに…』
「ちょっ、ちょっと待って！え、安田が私のことを好き？え、」
安『Aは、俺のことどう思っとる？』
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初めは、すごく嫌いだった。
会社における、最大のライバル。
私が1商談を取ってくれば、安田は2取ってくる。
私はいつまで経っても安田に勝てなくて。
それから最近になって、距離が近くなって。
私は安田のこと毛嫌いしてただけだなって思った。
どう思ってるもなにも、
「好きじゃなかったら、会社辞めてない…。」
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神山安葉 - 最初だけ読んでて見ないうちに終わってたんで最終回だけ見たけど、やっぱ安田とくっつくんですね( *´艸｀) (2018年9月15日 9時) (
レス) id: 815f9208e3 (このIDを非表示/違反報告)
いちごみるく(プロフ) - クララさん» コメントありがとうございます！更新滞りがちですが、どうぞよろしくお願いします！ (2018年8月5日 7時) (レス) id: c396e97270 (このIDを非表示/違反報告)
クララ - 続きが気になります〜♪ (2018年8月1日 15時) (レス) id: d58e788cbe (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：いちごみるく
| 作成日時：2018年7月23日 21時
