膿 ページ34
「私は…、27で、彼氏も今まで1人しかいなかった」
安『はい』
「男の人との付き合い方なんて分からない、」
安『…俺も正しい女性との付き合い方なんて、分かりませんよ？そんなの気にしなくていいんじゃないですか？』
「…年上やし、」
安『って言っても2つだけです』
「私より素敵な人いっぱいいる」
安『Aさんがいいんです』
「…でも私なんか」
安『Aさん』
顔を上げると真剣な顔の安田くん。
安『私なんか、って言うのは、Aさんを好きになった人に失礼じゃないですか？
俺はそんなこと、これっぽっちも気にしてませんよ』
「安田くん…、」
.
.
.
安『好き。それだけじゃダメですか？』
その言葉を聞いた瞬間、涙が溢れた。
今まで、こんなふうに言ってくれた人いない。
それがどんだけ嬉しいか…。
私が泣き始めたからか、
心配した安田くんが立ち上がって私の足元に座った。
安『Aさん…』
「大丈夫っ…、ちょっと涙出ただけ…、わっ」
安『泣きたいなら、 思う存分泣いてください』
そう言って抱きしめられた。
鼻を掠める、ホッとする匂い。
人に弱みを見せない、完璧な姿を見せるのが
正義だと思ってた。
甘え…、ても良いんだ。
そう思ったら余計涙が溢れてきて、年甲斐もなく
子どもみたいにワンワン泣いた。
.
.
.
.
.
「ごめっ、スーツ汚れちゃった、」
安『気にしないでください(ﾆｺｯ』
しばらくして体が離れ、安田くんと向き合った。
化粧取れてるとか、目腫れてるとかどうでもいい。
安『膿は取れましたか？』
「うん…、ありがう」
安『ということはー…、お付き合いして頂けますか』
「！」
そうだよね、両想いってことはそうなるよね…。
安『お付き合いして頂けますか？』
「迷惑…、かけちゃうかも」
安『お互い掛け合いましょ？』
.
.
.
.
.
「お願い…、します」
安『はいっ(ﾆｺｯ』
.
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いちごみるく(プロフ) - 春歌さん» 急に消しちゃってご迷惑おかけしました、申し訳ないです…。そのぶんこちらを頑張りますので、またよろしくお願いします！！ (2018年2月18日 10時) (
レス) id: c396e97270 (このIDを非表示/違反報告)
いちごみるく(プロフ) - えぬさん» 安田くんのアタックが止まりませぬ…！ありがとうございます、頑張ります！！ (2018年2月18日 10時) (レス) id: c396e97270 (このIDを非表示/違反報告)
春歌 - 好きになってが急に消えてちょっと悲しかったけどこれの章ちゃん好きになってなみにやばめです！これからもみてます！ (2018年2月17日 23時) (レス) id: 99256091e7 (このIDを非表示/違反報告)
えぬ(プロフ) - 安田くんたまんないです...！更新楽しみにしてます！ (2018年2月17日 0時) (レス) id: a7869177fb (このIDを非表示/違反報告)
いちごみるく(プロフ) - ハチミツレモンさん» いえいえ！私もだいぶ見切り発車したので、まだ先のこと詳しくは決めれてないんです…。展開によっては出てきてもおかしくないです！頑張りますねっ (2018年2月9日 15時) (レス) id: c396e97270 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：いちごみるく
| 作成日時：2018年2月4日 15時
