恋は加速 (ページ1)

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コクハクページ1

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『好きです。』

屋上に響く風の音
揺れなびく私の髪。

高校入って1ヵ月、人気の美男子
永瀬廉先輩から告白されました。

「えっと、あの、」

返事に困って言葉が出ない、どうしよう～

だってあの人気の先輩だし
知ってたけど、初対面と言っても間違ってないし…

『友達からでいいよ俺のこと知ってほしいし』

と、言われても…ね、でも断る理由なんてないし

「友達なら…」

okしてしまった、

『やったありがとなこれ！俺の連絡先よかったら
メールしてな？じゃあまた後でな』

なんか今までとは違うはしゃいだ先輩が
どこか可愛く思えた

お昼休み親友のりいちゃんに相談した

「りいちゃん～聞いてよ～」

り(どうしたの？？何かあった？
もしかして、朝のラブレターのこと？)

「あれ永瀬廉先輩だった…
好きですって言われちゃった」

りいちゃんは目が大きくてまん丸でキラキラ輝く瞳をもった女の子、
りいちゃんの目がもっと大きくなった気がした

(永瀬廉先輩？！！！すごいじゃん！で？)

興味津々なのがすっごい伝わってきた

「友達からならって一応断ったけど
連絡先、貰ってきた。これって一応連絡した方がいいのかな？」

＿＿＿＿夜

話聞いてくれたりいちゃんは

あったりまえだよ！何言ってるの！！？
永瀬廉先輩だよ！？？？？連絡しなきゃ！
あああついにAも彼氏持ちか～

なんて気が早いよ

自分のことのように話してくれて有難いけど

付き合うとか考えられないよ

とりあえず連絡はしてみるけどさ…

“ こんばんはAです ”

＼ピロン／

送ったすぐあと返信が来た＿＿＿＿＿