紅葉が16枚 ページ18
NOside
円堂｢くそっ！あいつら一体どこに！｣
加々美｢何！？それは本当か！｣
円堂がテレビ画面を睨んでいると、SPの1人の声が聞こえた。
加々美｢探知しました！放送の発信源は、奈良鹿テレビです！｣
＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿
円堂｢レーゼ！！｣
テレビ局の屋上。
エイリア学園を目にした円堂はその名を呼んだ。
円堂｢探したぜ、エイリア学園！｣
円堂は宇宙人達を指差して告げた。
レーゼ｢探した？我らに適わぬ事が分かり、降伏の申し入れか？だが、ゲームは始まったばかり･･･｣
レーゼは淡々と話し続けた。
レーゼ｢地球人は真に思い知らねばならない･･･我らの大いなる力をな｣
円堂｢誰がお前らに降伏なんか！俺達が探してたのは＿＿＿＿＿｣
円堂はレーゼをまっすぐと見てボールを前に突き出した。
円堂｢＿＿＿＿＿こいつでもう一度、勝負する為だ！｣
レーゼ｢勝負？｣
染岡｢学校メチャクチャにされて、黙って引き下がれるか！｣
風丸｢マックスや半田、みんなの為にも今度こそお前達を倒してやる！｣
染岡と風丸は真剣な顔で言った。
カロン｢聞いたか？俺達を倒すだと･･･｣
ガニメデが鼻で笑った。
円堂｢勝負だ！レーゼ！｣
レーゼ｢･･･それは出来ない｣
レーゼが言うには、10人しかいない雷門イレブンには自分達と戦う資格がないという事らしい。
塔子｢11人目ならここにいる！｣
そう言って塔子は着ているスーツを脱ぎ捨てた。
春奈｢あ！雷門ユニフォーム！｣
秋｢いつの間に･･･｣
塔子｢パパを取り戻す！あんた達を倒してね！！｣
塔子は強気で言った。
円堂｢塔子だけじゃない！紅月だっている！｣
円堂は紅月に目を向けた。
円堂｢これで12人だ！！｣
レーゼ｢フッ･･･我らも甘く見られたものだ･･･｣
レーゼは少し面倒くさそうな顔をしたが、了承してくれた。
レーゼ｢いいだろう･･･二度と立ち上がれないよう、叩き潰してくれよう｣
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作者名：和丸 | 作成日時：2019年5月2日 1時
