大活躍 ページ7
ああ、怖い。
俺は今このようなことしか頭にない。
今、防弾少年団の楽屋は戦場並みに大荒れだ。
JM「イナっ!これ、ジニヒョンのファンデ!俺はあの緑の敏感肌用やつだよ!」
JH「これ、アイシャドウじゃなくてアイブロウ!違うよ!塗りたくっちゃだめ!」
JK「髪、巻きすぎじゃない?アフロみたいなんだけど…」
そう、可愛い俺らの妹のイナがヘアメイクを始めてから、このような状態だ。
YG 「ナムジュナ…この状況をどうにかしてくれよ…」
RM「俺に言われても…」
リーダーだからってなんでも出来るわけではない。
それと俺は今目の前の状況が読み込めなかった。
RM「ユンギヒョンの髪型まるでリーゼントみたいですね。あと、なんで今日の衣装は黒なのに全体的に緑なメイクなんですか?」
メイク初心者から見てもチグハグだ。
YG 「知らねぇよ。イナに聞けよ。」
メイクをまだやってもらっていない俺はただひたすらに「おかしくありませんように。」と願うことと、メンバーの大変貌を見るしかなかった。
こんなのスッピンで出た方がまだマシかもしれない。
イナ「これなに?マニキュア?」
TH「おいそれがティントだよ!」
彼氏のテヒョンもイライラで爆発寸前のように見える。
そんなテヒョンはチークの付け過ぎで頰がとてもピンクピンクしている。
日本の芸人にいたよな…、ガンバレルーヤ…だっけ。
RM「Aヌナが帰る時ちゃんと引き止めれば良かった…」
悔やんでも無駄でしかない。
すると、後ろの方で声がした。
ミナ「なんでキムさんは何にも出来ないのにここの配属になったのか不思議だな。今日は本当に時間が押してるから手伝うわね。」
その声の主はミナヌナだった。
ミナ「キムさん、アイライナーの引き方違うわよ。それと、アイラッシュカーラーは爪切りじゃないから。」
その時のミナヌナはいつものほんわかした感じが全くなく、逆にイナに対して殺意が生まれているようだった。
イナ「イナも頑張ってるのに…っ!酷い!」
またもや泣きながら走り去ったイナを茫然と見つめる俺らに、ミナヌナは一言
ミナ「可愛いみんなの妹がどっか行っちゃったよ?追いかけないの〜?」
俺らに向けられたその目は氷のようにとても冷たかった。
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藍@○○同盟盟主(プロフ) - やっぽいさん» それなww (2021年6月24日 21時) (レス) id: 3e2eb95806 (このIDを非表示/違反報告)
やっぽい - 突然の終了w (2020年5月27日 21時) (レス) id: ae9aec74e4 (このIDを非表示/違反報告)
やっぽい - 突然の終了w (2020年5月27日 21時) (レス) id: ae9aec74e4 (このIDを非表示/違反報告)
なるる - 更新待ってます!頑張ってください! (2020年3月11日 20時) (レス) id: 71cfbbbb9a (このIDを非表示/違反報告)
あ - 待ってますよ! (2019年11月4日 23時) (レス) id: b58bd55c9a (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:灰慈 | 作成日時:2018年7月16日 22時