最初で最後の復讐。

‘ 虐 ページ7

「…っはははっ！お前のその顔そそるわー。ねぇ？抱いてもいいでしょ？お前はどうせ見向きもされないんだから…」










『…っ気持ち悪っ！』









バサッと布団を持ち上げたと思えば、私はベットの上にいた。








ああ、そうか。我に帰ればさっきまでツイッターを弄りながら回想に浸ってて、寝落ちしたのか。と理解した。












あいつらの、言葉が耳に残るのは…トラウマだからかな、。











私がどんな風にいじめられてきたか。なんて言うのはペンの間では検証されていた。








〇〇の動画で誰がAにどんなことしてました。みたいなね。









流石にカメラが回っている最中はあの人達は何もして来なく、逆に私といかにも親しいフリをする。








そんな演劇に乗ってあげる私も私で優しいと思う。





本当だったら、全てを告白してやろうと思ったりもしたけど、あの女のせいで名誉なんてなくなった私にはどうって事も出来なかった。












あの女は、













「世間にぃ、Aさんのこと言ってもいいんですよぉ？でもぉ、ミンア優しいからぁ、ミンアのお願い聞いてくれたら…言わないであげてもいいよぉ？」










私は渋々同意した。







『勝手に言ってください。』とでも言おうと思ったが、ややこしいことになっても面倒だった。










彼女からのお願い…それは苦痛だった。










「以下のことをAさんが守ってくれたらぁ、いいかなぁ♡








その1 キムテヒョンが好きなので協力すること。



その2 ミンアの評判を良くするために悪者ぶること。






その3 メンバーに話しかけれても無視、スタッフに声かけられても無視すること。そうすれば評判落ちるでしょ？( 笑 )









その4 全てが済んだら芸能界をやめること。目障りなんだよぉねぇ！







みんなから愛される ミンアより♡」













めんどくさっ。メールまで小文字入れて来るとか読みにくさ世界一。










私は全てを成し遂げた。









業界での私の噂は最悪。ペンに知られてなかっただけマシ。












そんな私を拾ってくれたヤン社長には感謝しきれない。普通は近くにいるだけでも嫌な顔するはずなのに。














私がカムバックすると聞いてから、ミンアの裏垢は大荒れ。










あー、やだなぁ。カムバックステージ。

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