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「、A」





『ん?』





あの後、彼女に喰べられた彼





しかし
男性としては
相手が歳上であっても
女性にリードされるのは悔しいもの





彼は彼で喰べ返していた





そうこうしていると
もう夕方
16時を過ぎている





「今日、19時からEXILE TRIBEで呑み会だけど、、」





行くか聞こうとしたら言い切る前に





『行く』





返答がきた





「ん、一緒に行く?」





『バレるわよ。いいの?』





そう少し笑みを含みながら言った





「いいよ
その代わり、彼女って紹介するから」





「…知ってるでしょ」





知ってる





それが何のことかなんて
彼には安易に想像がつく事で
だからこそ彼は…





「俺が一緒に居る

Aの信じれる場所になるよ

だから、、」





『わかった
なったげる
ただ広臣は2番目だからね』





被せてそう言ってきた彼女





「わかってる」





最後は
俺だけにしてやる
だから今だけは
二番でも
何番でもいいから





そう心に秘めこう言った





「そのうち
俺でいっぱいにしてやる


心も 身体も な」





『ふふ、楽しみにしてるわ』





彼女は微笑みそう言った





「んじゃ、俺ん家行こ

着替えとかいるから」





『そうね』





用意しようと彼女が立ち上がってすぐ
何かひらめいたように彼は言った





「A、服装は適当でいい」





少しの沈黙
彼が考えていることが分かったのか





『あぁ、そういうこと』





そう彼女は返した

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作者名:ウサミミ | 作成日時:2017年5月27日 9時

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