2話 ページ3
私はあれから泣きつかれ、家に帰ってすぐに寝てしまった
キリトも私の隣で寝てくれて、ユイも私の隣で寝ていた
3人で同じベットに入るもんだから、狭くてしょうがなかったが、とても安心できた
朝になり、私たちは昨日決めた通り、はじまりの街に行くことになった
はじまりの街でユイの両親や兄弟が見つかったのなら、もちろんユイとは別れなければならない
もし、見つからなかったとしても、私たちはいずれ、前線に戻らなければならない
どちらにせよ、ユイとは別れなければならないのだ
でも、本当に別れるわけではない、どこに居るかがわかれば会いに行くこともできるのだ
私は寂しい気持ちを胸に押さえて、今日は笑っていようと決めた
そしてはじまりの街へと向かった
「久し振りだな、ここに来るのは」
「そうだね〜」
忘れるはずもない、私たちはあの日、この世界に閉じ込められたのだから
でも私は不思議と怖くなかったことを覚えている
それはいつだってあちらの世界でも命がけだったからだと思う
「ユイ、見覚えのある建物とかある?」
「分からない」
そう答え、首を振るユイ
分からないか…
「はじまりの街は恐ろしく広いからな〜」
と、苦笑いするキリト
「とりあえず中央市場に行こうか」
「おう」
そして歩いていると、奥から声がした
「子供たちを返してください!」
そう、聞こえたのだった
続く (更新停止中) お気に入り登録で更新通知を受け取ろう
←40何話だっけ?忘れたから1話にするわ〜w
172人がお気に入り
感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
ゆきな - 続き待ってます! (12月13日 16時) (レス) @page3 id: f2db103145 (このIDを非表示/違反報告)
モコ - 久しぶり〜!私も大会とかで大変やったw三日月ちゃんも大変かもだけどがんばってね! (2015年5月9日 21時) (レス) id: 08b742f079 (このIDを非表示/違反報告)
風蛇フミカノ(プロフ) - この作品とっても面白です!ALOのお話も見たいです(そのあとにも、GGOのも(;´Д`)) (2015年4月20日 22時) (レス) id: 5258f32baa (このIDを非表示/違反報告)
三日月(プロフ) - 蒼葉さん» はい!頑張ろうと思います!コメントありがとうございました!ユイちゃん可愛いですよね♪ (2015年1月11日 18時) (レス) id: 1c245c207d (このIDを非表示/違反報告)
三日月(プロフ) - 涼杜兄妹さん» 返事が遅くなってすみません!私もキリトがムチャ好きです!更新はノロノロですが、よろしくです! (2015年1月11日 18時) (レス) id: 1c245c207d (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:三日月ののん | 作成日時:2014年8月28日 18時