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あぁ、最悪だ。
初日から逃げ出してしまった…。
A)もう戻れないや…。荷物どうしよう…。
日高)おーい!Aちゃーん!
どこだよ〜!!
え?日高さん??
思わず私は隠れてしまった。
日高)おーい!どこー?
声がどんどん近づいてくる。
日高)あ、見つけた。(笑)
そんな分かりやすい所に隠れても…(笑)
A)はははっ…(苦笑い)
日高)さ、帰ろ?
私は首を横に振る。
日高)そっか〜。じゃあ俺もここにいよっと。
A)え?
日高)Aちゃんが帰るって言うまで俺もここにいるわ(笑)
A)か、風邪ひきますって!!
日高)それはAちゃんもでしょ??(笑)
A)いや…私がもうあそこに帰れる訳ないじゃないですか…!!
日高)Aちゃんって人見知りするんだっけ?
A)はい…。
日高)でもさっき、家出て行く時の口調、全然そんな感じしなかったけど?
確かに…淡々と話してた気がする。
A)あ…。
日高)俺は応援するよ?Aちゃんの夢。
夢、叶えようよ。
その一言がすっごく嬉しかったのを
今でも忘れない。
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はるな(プロフ) - めちゃくちゃ面白いです!更新待ってます! (2018年3月1日 8時) (レス) id: 10b35a8cf4 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:み | 作成日時:2018年1月8日 21時