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A)日高さんが…。
浦田)曲は知ってる？？
私は頷いた。
浦田)そしたら、歌ってみて！
そう言って直也くんが曲を流してくれた。
前奏が終わり、私は歌い出す。
この歌を人前で歌うのは初めてだったし、しかもそれが本人を目の前でってすごく緊張したけど…。
歌い終わってみると意外な反応。
浦田)びっくりだ。
A)え？
浦田)なんでもっと前から連絡してくれないんだ！！！(笑)マジ最高！
A)い、や…そんな…(笑)
浦田)これは教えがいがあるな〜(笑)
日高に後でLINEしとこ(笑)
A)恥ずかしい…(笑)
そう言ってひとつひとつ丁寧に直してもらって今日のレッスンが終わる。
浦田)今日もう終わりだけど…どうする？？
A)残ってっても大丈夫？？
浦田)うん、今日１日ここは空いてると思うから…！
A)じゃあ残ってやってく！！
浦田)了解！喉、気をつけて！やりすぎんなよ！(笑)
A)ありがとう！
直也くんは手を振ってスタジオを後にする。
私は直也くんに直してもらった所を気をつけながら何回も歌い直した。
今思えば、すごくすごく必死になっていたと思う。
スタジオの外に人がいるなんて気が付かないくらいに…。
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○ 西島 side
あるレコーディングをいつものスタジオでやり終わって帰ろうとしていたら、少し前にリリースしたばかりの曲のメロディーが流れてきた。
西島)誰が歌ってるんだろ？
メンバーが歌ってるんじゃないのはすぐに分かった。だけど、綺麗な透き通った歌声、俺は思わずスタジオのドアの前に立って聴いていた。
？！
歌っていた人物は…
西島)アイツじゃん…。
俺は少しだけ悔しかった。
なんでかは分からない。
だけど、アイツがあんな一生懸命やってる姿。
アイツを少し見くびってしまっていたのだろうか。
西島)なかなかやるじゃん。
ここからだろう。俺がアイツの見る目が変わったのは。
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A)今日はここまでにするか…。
そう言ってレッスン室をでて受付を済ませ帰ろうとしたら…
受付)櫻井さん！これ、櫻井さんに渡してくれとのことです！
A)あ、ありがとうございます…！！
受付の人から袋を貰った。
そうして外に出ると当たりは既に暗くなっていた。
A)あ、もう帰んないと！
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はるな(プロフ) - めちゃくちゃ面白いです！更新待ってます！ (2018年3月1日 8時) (
レス) id: 10b35a8cf4 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：み | 作成日時：2018年1月8日 21時
