60話 ページ13
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さすがウチのパワー担当。まだ力が有り余っている
しかし、ザックがそこまで言うのを渋るということは相当な何かがあるはずだ
私は一生懸命考える
なにも失敗はしていないから、謝るのはないとして、あるとしたらなにかしらのお願いだろう
｢俺もレクリエーションに参加したい｣とか、
｢次のトーナメント戦では全戦俺を使え｣とか、
｢あの峰田とかいうやつを切り刻んできていいか｣、
とかかな？と私は身構えた
正直、3つとも有り得る考えだ。無くはないはず
特に3番目なんて、許可できるわけが無い
．．．しかし、ザックが言ったのは意外な一言だった
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ザック「．．．．．．もっかい、キス．．させろ」
『＿＿＿＿＿＿＿＿＿え？』
私の手を掴み、ザックが渋りに渋って出たのはこの一言だった
意外すぎて流石の私でも腰を抜かしそうになる
ザック「．．．さっきしたとき、なんか、体が軽くなった気がした。
だからっ、．．．．．．もう一回だけ、しろよ」
そう言っている最中にも、ザックの顔はじりじりと近づいてくる
私は初めてのことで、少し混乱している
距離を取ろうと後ろに引き下がるが、無情にも後ろには壁が待ち構えていた
『わ、分かったから！！ストーーップ！！！』
やっと出したその一声で、ザックはピタリと止まる
＿＿＿＿＿＿やってしまった。
『分かった』なんて無責任なことを言ってしまった
もう、胃の痛みと驚きで私は頭がパンクしそうだった
そして、｢じゃ、じゃあ．．．｣といった顔でザックは目を閉じる
『(．．．わ、私からキスをしろと．．．！？？)』
そりゃさっきは私からしたけど、いざやれと言われて身構えられると、なにかこう、違うものがある
しかしこのまましない訳にもいかない
『(覚悟を決めろ．．．！ 女だろ！)』
深呼吸してザックを見つめる
痛々しい火傷の跡さえも、愛らしく感じられた
『ん＿＿＿』
私は ちゅ、と少し音を立ててザックにキスをした
そしてゆっくりと唇を離す
『．．．．これで、絶ッ対に1位取ってね』
ザックは目を開け、ほんのり赤い顔で笑う
ザック「．．．．おうよ」
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Runa - 好きなアニメ✕好きなフリーホラーゲーム！！！！！！最ｯｯｯｯｯ高です！！！続きが気になります！続き楽しみにしています！！ (2022年10月3日 18時) (
レス) @page13 id: e8de5457df (このIDを非表示/違反報告)
橋本アリィちゃん - 初コメ失礼します！とても面白かったです！続きを楽しみに待っています！(*´ω｀*) (2022年9月3日 12時) (レス) @page13 id: 1849d0f1e6 (このIDを非表示/違反報告)
沙良 - こんにちは、この作品とても面白いですね！！続き期待してます！更新頑張ってください！！ (2022年7月29日 21時) (レス) id: 9a2da6997f (このIDを非表示/違反報告)
楓(プロフ) - やばい……！神作品だぁ……！キャラが凄く可愛い……！ヒロアカと殺戮の天使って……まじで好きです……！何年でも待ちます……！続き気になります……！！更新頑張って下さい……！ (2022年7月25日 19時) (レス) @page11 id: 7044d83956 (このIDを非表示/違反報告)
弥生(プロフ) - 理想の作品見つけてしまった…何日何ヶ月何年でも待ちます…泣 (2022年5月24日 0時) (レス) @page8 id: 810facec81 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：宇佐見 | 作成日時：2021年12月27日 11時
