49話 ページ2
.
私達はそれから、障害物をなんなく超えていった
『レイ、しっかり捕まっててね』
小さなレイを抱いて身軽に跳んでいった
こんな谷、私とザックのジャンプでひとっ飛びだ。
《おぉ〜っっと期待のルーキー榊A！！
顔だけじゃなく身のこなしまでもが美しい！！！
これは孤高の美女が1位をかっさらうのか！！？》
何度かジャンプを繰り返し、また私たちは走る
『練習のジョギングがここで役に立ってきたなぁ』
レイ「うん．．．あと少しだね」
そして最後の障害物へ辿り着いた
《1面地雷原！！！怒りのアフガンだ！！》
現れたのは、地雷が散りばめられた更地
『埋められた地雷．．．丁度いい。
土いじりなら、この人だよね。
＿＿＿＿＿＿出てきて、エディ。』
エディ「．．．僕を呼んだかいっ？Aっ！」
すぐに出てきた。皆準備万端だったんだろう。
『エディ。ここら辺の地雷をありったけ掘り起こして。
なるべく早く、危害は加えずに。でも掘った5分の1は端っこに寄せといて。
エディなら、出来るよね？』
私はエディの頭に手を置く
エディ「ふふ、もっちろん！Aのためなら．．．！」
そう言ってエディは作業に取り掛かった
レイ「Aっ、
地雷なんか掘って少しずつ進んでたら、後の人追ってきちゃうよ
それに、地雷が少なくなったら次の人も進みやすくなっちゃうし．．．」
レイは私の袖先を掴んで、必死に訴えた
『＿＿＿へぇ。この作戦、レイでも分かんないかぁ。珍しいなぁ』
レイ「？」
私は顎に手を当てて、考えるそぶりをした
『＿＿＿＿＿＿ふふ、実はね、
.
.
投げるんだよ。この地雷を。』
音と見た目が派手なんだ。
そりゃあ、武器に持ってこいだよね
.
.
それから少し経ち、
半分くらい進んだところで同じクラスの轟さんがやって来た
轟「．．．先頭切ってたのはやっぱり榊だったか」
走ってこっちへ向かってくる
『早すぎて見えなかったってことですか？褒めても何も出ませんよ』
レイは警戒して指先から銃口見せている
『レイ。私はいいから。危ないし今はしまおう？』
レイ「．．．うん。」
レイは警戒しながらも、銃口をしまう
轟「＿＿＿でも、邪魔すんなら、消えてもらうぞ。」
✂
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 94人がお気に入り
お気に入り作者に追加
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
Runa - 好きなアニメ✕好きなフリーホラーゲーム！！！！！！最ｯｯｯｯｯ高です！！！続きが気になります！続き楽しみにしています！！ (2022年10月3日 18時) (
レス) @page13 id: e8de5457df (このIDを非表示/違反報告)
橋本アリィちゃん - 初コメ失礼します！とても面白かったです！続きを楽しみに待っています！(*´ω｀*) (2022年9月3日 12時) (レス) @page13 id: 1849d0f1e6 (このIDを非表示/違反報告)
沙良 - こんにちは、この作品とても面白いですね！！続き期待してます！更新頑張ってください！！ (2022年7月29日 21時) (レス) id: 9a2da6997f (このIDを非表示/違反報告)
楓(プロフ) - やばい……！神作品だぁ……！キャラが凄く可愛い……！ヒロアカと殺戮の天使って……まじで好きです……！何年でも待ちます……！続き気になります……！！更新頑張って下さい……！ (2022年7月25日 19時) (レス) @page11 id: 7044d83956 (このIDを非表示/違反報告)
弥生(プロフ) - 理想の作品見つけてしまった…何日何ヶ月何年でも待ちます…泣 (2022年5月24日 0時) (レス) @page8 id: 810facec81 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：宇佐見 | 作成日時：2021年12月27日 11時
