31話 ページ32
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相澤「下がれ！！榊！」
私はハッと気づいて少し距離を取り、戦闘態勢を取った
＿＿＿＿＿でも、下がるのが遅かったのだろう
何歩か下がって前を見ると、目の前には
黒色の壁、
それはまさしく、あの怪物の身体だった
『ｯ＿＿＿！？？、早＿＿＿』
ズドンｯｯ
私は肩を取られ、地面に押し付けられる形となった
死柄木「．．．ふふ、良い子だ、脳無。」
くっそ、パワーでこのゴリラに勝てる訳が無い！
ザック憑依時の攻撃スタイルは主に拳
肩が押さえつけられてるんだ、殴れるわけが無い
鎌も今は持っていないから使えない
どうすればいい？
この状況を、どう乗り切るんだA＿＿！
わずか数秒、いや、1秒も経ってないかもしれないが、私は頭をフル回転させ、あらゆる思考をめぐらせた
その間にも、怪物の力は強まってゆく
『っぐぁ、あぁぁああ"あ"！！！！』
肩が、ミシミシと音をあげる
相澤先生が捕縛や抹消をするがビクともしない
援護組も、私の名前を呼びながら必死に駆け寄って来ているのが微かにわかる
頭の中で、ザックの声が響く
一生懸命に抵抗する裏で、そろそろ骨が折れるだろうと諦めかけていた頃に
その声は聞こえた
「＿＿＿＿＿＿その手ぇ、離せ！！
S M A S H ！！！！」
見覚えがある
地味めなちぢれ毛、そばかす、声、
『緑谷．．．さん．．．．？？』
緑谷「＿＿＿あ、れ？．．．あ！力の調整が上手くいった！！」
突如現れた緑谷さん、
顔面付近を殴られている怪物、
さっきまであれだけ思考をめぐらせていたというのに、私はこの展開に頭がついて行かなかった
でも、頭に響いたザックの声で、目が覚めた
ザック「おいA！今のうちだ！緑髪連れて離れろ！！！」
私は緩んだ手から抜け出し、肩が痛みながらも緑谷くんの腕を掴んで、ダニーの元へ一直線に走った
ダニー「A！！肩見せて！」
『うん、ありがとう。応急処置でいいから』
ダニー「．．．！もしかして、また行くつもり？」
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『そうじゃなきゃ、アイツ、誰が倒すの？』
ラッキーキャラクター
麗日お茶子
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宇佐見(プロフ) - 作者の宇佐見です。喜んで頂けてなによりです！遅くはなると思いますが、是非気長にお待ち下さい。 (2021年9月6日 1時) (
レス) id: 3228aab75d (このIDを非表示/違反報告)
ルビー - 読んでいてとても楽しかったです!!更新頑張ってください(*‘ω‘ *) (2021年9月5日 15時) (レス) id: dc0e15f974 (このIDを非表示/違反報告)
紫霊 - ありがとうございます！！！滅茶苦茶嬉しいです！！！楽しみに待ってます|*･ω･)ﾉ (2021年8月30日 18時) (レス) id: 84d5eb71dc (このIDを非表示/違反報告)
宇佐見(プロフ) - 紫霊さん» 作者の宇佐見です。コラボ作品ということであまり伸びないと思っていましたが、待っていてくれてとてもありがたいです。作者は気分で描いているので少し遅くはなると思いますが、待ってくれる方が居るのであれば必ず完結させたいと思いますので、もう暫くお待ち下さい。 (2021年8月29日 2時) (レス) id: 3228aab75d (このIDを非表示/違反報告)
紫霊 - 一気に読みました!とても素敵なお話ですね。ですが、更新停止中になっていますが、もう更新はしないのでしょうか?とても素敵なので、このお話には完結してほしいです。私欲失礼しました (2021年8月28日 11時) (レス) id: 84d5eb71dc (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：宇佐見 | 作成日時：2021年6月4日 22時
